コロナ禍のため、昨年に引き続き「大阪ばら祭」は中止となってしまいました。
本来ならば今日がコンテスト2日目、10本組花や3段花競技があったはずです。
今日10本組競技があれば、候補選手たちはこれくらい居ました↓
また、1本花競技はこれかな?
あるいは、これかも。
すべて鉢植えです。
地植えはまだこんな ↓ 感じで、あと3日必要です。
地植えでもツルばらはエエ感じになっています。
過日ご紹介した、田頭さん(広島バラ園)の最新品種の糸覆輪。
う~~む。。。我が家の家風に合わないかも。。。
夕方、薬剤の定期散布をしました。
多くの栽培指導書には「花期は散布を中断する」と書いてありますが、中断したらアキマヘン(と私は思います)。
この10~15年ほどは、ミカンキイロアザミウマの被害が顕著ですし、今がヨトウガの産卵最盛期です。
また、チュウレンジバチもよく飛んでいます。
この1週間は雨が多く、ボトリチス(灰色カビ病)やうどん粉病が出やすくなっています。
何よりも、花が咲いているからこそ、スリップス対策が必須。
というわけで、この時期に薬剤散布を中断すると、5月下旬以降、病虫害が蔓延する原因となります。
ただし、花や葉に薬痕の残る薬剤は避けた方が良いでしょう。
特に、殺菌剤のダコニールは厳禁です。
塩素剤ですので、濃い色の花を漂白してしまいます!ご注意ください。
今日の薬剤は、
フルピカ フロアブル(殺菌剤)……40CC
スピノエース顆粒水和剤(殺虫剤)……30g
アプローチBI(展着剤)……100CC
ミカンキイロアザミウマ対策として今日はスピノエースを使いましたが、咲いている花の中に薬が入るように、上から噴霧するイメージで薬を撒きました。