昨日(3月14日)は、春のばら展「大阪ばら祭2021」の打ち合わせのため、
中須前会長(現・顧問)と二人で、会場である「咲くやこの花館」に行ってきました。
天気の良い日曜日の昼過ぎ、時間がありましたので、私一人で緑地公園内を散策しました。
この風車の隣に バラ園があります。
2006年の世界ばら会議・大阪大会のシンボルローズである ローズオオサカ がありました。
この品種は 私がまだ「駆け出しの若僧時代(1995年頃)」に、
寺西菊雄さんから「家内の名前を付けたい花が有るけれども、試作してみてくれないか」と言われ、2株頂戴して栽培してみました(尼崎のS先生、豊中のⅠさんなども試作なさったようです)。
輝くような緋紅色の花が咲いた時、思わず菊雄さんに電話したほど、当時としては感動的な花色でした。
その後 2000年に菊雄さんは「マイ レイコ」という名で発表なさいましたが、
世界大会の開催が決まった時に シンボルローズに選ばれ「ローズオオサカ」と改名されました。
当時の日本ばら会関西支部の会員たちが手分けをして、
各自が10~20株ほどを鉢栽培して大会会場を飾りました。
我が家でも確か30鉢ほど栽培したと思います。
↑ 見渡す限り「マイレイコ」と「ローズオオサカ」が並んでいます(あ、「みやび」が1株見えてました)。
ただ、この品種は トゲが多く、切り花にする際に素手では持ちにくいほど。。。
結局我が家からは サヨナラ~した品種になってしまいました。
また、1990年にこの地で「国際花と緑の博覧会(花博)」が開催されたのを記念した京阪園芸の「鶴見90」もありました。
輝くような黄橙色の花は、当時「光るバラ」として話題になりました。
我が家でも、1、2年間栽培しましたが、例のリンゴ台風で庭が全滅し、
「コンテスト派」に宗旨替えした時に サヨナラ~ した品種です。
さて、以上の写真の剪定位置にご注目下さい。
私の鉢栽培では「二毎芽(にまいめ)剪定」と称して、
極端な強剪定をすることを 1月以来ずっと紹介してきました。
そんな私でも、地植え株の春剪定位置は30~40㎝です ↓
ところが、鶴見緑地のばらさん達の剪定位置の低いこと!低いこと!!
まるで私が鉢植えで行う「二毎芽剪定」「三芽(みめ)麗しく剪定」を
地植え株で実践しているのを見るようです。
その結果、鶴見緑地のばらさん達はシュートが良く出るのでしょう、
剪定枝は全て昨年出たシュートでした。