関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

鶴見緑地のバラ園

昨日(3月14日)は、春のばら展「大阪ばら祭2021」の打ち合わせのため、

中須前会長(現・顧問)と二人で、会場である「咲くやこの花館」に行ってきました。

 

天気の良い日曜日の昼過ぎ、時間がありましたので、私一人で緑地公園内を散策しました。

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この風車の隣に バラ園があります。

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2006年の世界ばら会議・大阪大会のシンボルローズである ローズオオサカ がありました。

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この品種は 私がまだ「駆け出しの若僧時代(1995年頃)」に、

寺西菊雄さんから「家内の名前を付けたい花が有るけれども、試作してみてくれないか」と言われ、2株頂戴して栽培してみました(尼崎のS先生、豊中のⅠさんなども試作なさったようです)。

輝くような緋紅色の花が咲いた時、思わず菊雄さんに電話したほど、当時としては感動的な花色でした。

その後 2000年に菊雄さんは「マイ レイコ」という名で発表なさいましたが、

世界大会の開催が決まった時に シンボルローズに選ばれ「ローズオオサカ」と改名されました。

当時の日本ばら会関西支部の会員たちが手分けをして、

各自が10~20株ほどを鉢栽培して大会会場を飾りました。

我が家でも確か30鉢ほど栽培したと思います。

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 見渡す限り「マイレイコ」と「ローズオオサカ」が並んでいます(あ、「みやび」が1株見えてました)。

ただ、この品種は トゲが多く、切り花にする際に素手では持ちにくいほど。。。

結局我が家からは サヨナラ~した品種になってしまいました。

 

また、1990年にこの地で「国際花と緑の博覧会(花博)」が開催されたのを記念した京阪園芸の「鶴見90」もありました。

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輝くような黄橙色の花は、当時「光るバラ」として話題になりました。

我が家でも、1、2年間栽培しましたが、例のリンゴ台風で庭が全滅し、

「コンテスト派」に宗旨替えした時に サヨナラ~ した品種です。

 

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さて、以上の写真の剪定位置にご注目下さい。

私の鉢栽培では「二毎芽(にまいめ)剪定」と称して、

極端な強剪定をすることを 1月以来ずっと紹介してきました。

そんな私でも、地植え株の春剪定位置は30~40㎝です 

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ところが、鶴見緑地のばらさん達の剪定位置の低いこと!低いこと!!

まるで私が鉢植えで行う「二毎芽剪定」「三芽(みめ)麗しく剪定」を

地植え株で実践しているのを見るようです。

その結果、鶴見緑地のばらさん達はシュートが良く出るのでしょう、

剪定枝は全て昨年出たシュートでした。