関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

芽欠き・切り戻しの作業

天気良好の日曜日、朝からばらさん達の相手をしております。

(否、ばらさん達に相手をしてもらっています。)

 

まだ急ぐ必要はないのですが、芽欠きを少しずつ始めています。

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順調な発芽をした部分は、主芽の両脇に副芽(写真の矢印)があります。

主芽に樹力を集中させて立派なステムにするために、副芽を欠き取ります。

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(この株はフロリバンダ種〈ペルニールポールセン〉のため、

「三芽(みめ)麗しく剪定」をしています。)

 

2月20日の記事でご紹介した、古枝の「節」で剪定した部分は、

2週間が経過して こんな風👇になりました。

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①~⑤まで全部を残しますと樹力が拡散してしまい、

全ての芽が「共倒れ」になりますので、

期待の持てそうな芽だけ、1~2つ残します。

芽の力強さは、①>②>⑤>④>③ ですが、

①と②を残しますと、伸びた時に枝が込み合ってしまいます。

そこで、

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これならば、枝が込み合うことはありません。

(ただし、コンテストレベルの花を咲かせるには、最終的には1芽にします。

しばらく様子を見て、勢いの弱い方の芽を欠き取ります。)

 

また、芽の動かない枝は、容赦なく切り戻します。

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矢印➡の芽は眠ったままですので、下の芽まで切り戻します。

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「二毎芽(にまいめ)剪定」をしていますので、枝の芽は1つになってしまいました。

しかし、御覧の通り株元から4~5芽が動き始めていますので、

この中で勢いの良い芽を1~2つ育てます。

場合によっては、それがシュート状に太くなることもあります。

「鉢植えは極端な強剪定(二毎芽剪定)をすると、必ずシュートが出て、

2月の剪定はシュート枝のみの剪定になる」と常々申し上げているのが

御理解いただけると思います。