天気良好の日曜日、朝からばらさん達の相手をしております。
(否、ばらさん達に相手をしてもらっています。)
まだ急ぐ必要はないのですが、芽欠きを少しずつ始めています。
順調な発芽をした部分は、主芽の両脇に副芽(写真の矢印)があります。
主芽に樹力を集中させて立派なステムにするために、副芽を欠き取ります。
(この株はフロリバンダ種〈ペルニールポールセン〉のため、
「三芽(みめ)麗しく剪定」をしています。)
2月20日の記事でご紹介した、古枝の「節」で剪定した部分は、
2週間が経過して こんな風👇になりました。
①~⑤まで全部を残しますと樹力が拡散してしまい、
全ての芽が「共倒れ」になりますので、
期待の持てそうな芽だけ、1~2つ残します。
芽の力強さは、①>②>⑤>④>③ ですが、
①と②を残しますと、伸びた時に枝が込み合ってしまいます。
そこで、
これならば、枝が込み合うことはありません。
(ただし、コンテストレベルの花を咲かせるには、最終的には1芽にします。
しばらく様子を見て、勢いの弱い方の芽を欠き取ります。)
また、芽の動かない枝は、容赦なく切り戻します。
矢印➡の芽は眠ったままですので、下の芽まで切り戻します。
「二毎芽(にまいめ)剪定」をしていますので、枝の芽は1つになってしまいました。
しかし、御覧の通り株元から4~5芽が動き始めていますので、
この中で勢いの良い芽を1~2つ育てます。
場合によっては、それがシュート状に太くなることもあります。
「鉢植えは極端な強剪定(二毎芽剪定)をすると、必ずシュートが出て、
2月の剪定はシュート枝のみの剪定になる」と常々申し上げているのが
御理解いただけると思います。