やっと 地植えの株に冬の元肥を施しました。
本来は12月にする作業ですが、この冬は度重なる寒波で作業が遅れ、
「年末年始の作業休暇」が 鉢の土替えだけで終わってしまいました。
しかし 12月に施肥しても肥料が分解するのは 気温が上がってから。
したがって、今 与えても 肥料が効き始める時期は同じだと思います。
(根が活動を始めていますので、深くは掘れませんが。)
ただし 問題が1つ……剪定後12日、すでに芽が動き始めており、
不注意で飛ばしてしまったモノが 10芽ほど(涙)
普段の講習会でお話している通り、私の冬の元肥は リン酸のみ です。
冬に窒素を与えると 春の花の色がボヤケてしまう上に、
花芯が乱れる と考えているからです。
株を育てるための窒素肥料(油粕など)は、5月の花後~梅雨入り前に
「本当の元肥」として与えます。
梅雨時の蒸し暑さと雨によって、肥料が速やかに分解します。
1月に接ぎ木した「お世継ぎ」たち、早くも蕾が見え始めたものがあります。
今は 透明の衣装ケースに入れて南向きの縁側に置いてありますが、
今夜~明日の寒さが過ぎれば、外に出そうかと思っています。
また、1月30日と2月11日の記事でご紹介した 接ぎ挿し(野ばらの枝に穂木を接ぎ、挿し木したもの)も 4本中4本とも 活着しています。
彼らは12月末からず~~~っと外に出したまま。
何度も寒波に遭い、鉢土が凍っていたこともありましたが、
健気に生きています。