今週の中ごろは 強い寒波の来襲で
芽の動きが止まっていたようです。
しかし、今日の温かさで、また芽が活動し始めました。
それぞれの枝ごとに「二毎芽(にまいめ)剪定」をしてあります。
昨年シュートの出なかった株は 古枝の「節」で剪定してあります。
その「節」からも、剪定時には見えなかった芽が伸び始めています。
丸々3年間シュートを出さなかった「御老体」は
今年は「お世継ぎ」作りの接ぎ木をした上で、すべて景気よく処分しました。
したがって今年の鉢植えには、恐怖の「げんこつ剪定」の対象者はいませんでした。
一方、不要な発芽もあります。
1月に接ぎ木をしたものですが、
こんな時期から 早くも「台芽」が伸び始めたものが見つかりました。
接ぎ木の際に 台木の切り下げが甘かったのでしょう。
台芽の生えている箇所を 小刀やカッターナイフで えぐり取ります。
これを放置すると、毎年5~8月に「台芽の発生」で悩まされることになります。