近年はどこの業者さんからも8月~9月頃に新しいカタログが届きます。
欲しい品種がある場合、売り切れないうちにと9月中に注文すると、
11月上旬には苗木が届きます。
その届いた苗の枝が、40~50㎝もあればよいのですが、
大抵は30cm程度。
それを仮植えしておくと、12月になる頃にはすべての芽が動いてしまい、
2月の剪定で切るべき「ふっくらと膨らんだ芽」は、
既にステム(花枝)として伸び始めています。
その結果、今年のように何度も寒波に見舞われると……
新葉が霜や寒風で傷み、茶色く枯れてしまいます。
業者さんには「12月になってから掘り上げ、中旬以降に発送していただく」
あるいは「下の方の芽が動かない枝の長さ(50cm程度)で出荷していただく」
の、どちらかをお願いしたいところです。
本日、私自身は4日間の「春の剪定休み」最終日。
切り取った枝の片付けや雑草処理で1日が終わりました。
特に「草むしり」は、3月中旬以降に新芽が伸び始めてから行うと、
株間に入り込んで作業をしているうちに、お尻で隣の株の大事な新芽を欠く……
等々の事故を起こしがちですので、
剪定直後の、芽の動いていない時期に済ませておきたい作業です。
先週木曜日以来4連休でしたが、あっという間の4日間。
休んだ……という実感のないまま終わってしまいました。
嫁ハンの「ばらの奴隷だから仕方ない」という一言が身にしみました。