先日、日本ばら会の会報が届きました。
来年の配布苗はファーストレディAに似ているかな?被る?と思いつつ、作ってみたいな~と思っていた品種でした。ラッキーです。
ちなみに今年育てたミスティモーニング。今年はかなり手抜き栽培をしてしまったこともあるのですが、やや樹勢が弱いかな?とも思いました。
新苗を鉢で育てたのですが、全然大きくなっていません。地植えだと違うかもしれませんし、腕の問題も大きいのかもしれませんが、とりあえずそういう感想を持っています。二年目でまた化けるかもしれません。
記事中、ブログ担当が尊敬する大ベテランの方が、「名人のバラ作り その3」というコーナーで、手児奈(てこな)をとりあげてらっしゃいました。
その中で平成27年秋に貫録会で一等だった「今まで見た数ある手児奈の中で、最も優れた花だと深い感銘を受けた」手児奈の写真がありました。
残念ながらブログ担当はこの手児奈を実際に見ることが出来ず、見た方から「あこ~(赤く)発色した手児奈やった。肥料工夫しているみたい」と聞いただけでしたので、実際に見てみたかったなと残念でした。
実はブログ担当は本当に良い手児奈をコンテストで見たことがありません。一等や上位に入賞している手児奈は沢山見ているのですが、これは!というのはただの一度もありません。
一等なのに凄い花がないというのも変な話ですが、これも手児奈が優秀すぎる品種であるがために起こる現象のようで、似た感想を持つ人もいるようです。
コンテスト壇上では見たことありませんが、一度作出者さんが貫録会に持ってきた手児奈。遠慮されたのでしょうか、出品せずにいたのをいただいたことがあります。
素晴らしい手児奈で、こういうのを作れと教えていただいたと勝手に解釈して、大阪に持って帰ってじっくりと鑑賞しました。作りやすい手児奈でもとびきりのを作るのは、なかなか難しいものです。
これは2016年の西武ドームで、当会の会員さんが大賞を獲られたときの手児奈。
通常の手児奈はもう少しキリっとした表情で咲きますが、稀にこういうふんわりとした花形で咲くものもあるようです。
花の大きさ、花形はブログ担当の好みですが、ふんわり手児奈は写真のように色が白っぽくなることが常のようで、これを嫌う人もいます。
ふんわり手児奈で、濃く発色した良い花を作ってみたいと思っているのですが、この秋は絶望ですので、来年に向ってまた励みたいと思います。