夏の話ですが、前会長が(おそらく春に)フランスに旅行に行かれた時、新聞に香りバラの特集があったとのことで、その新聞記事と日本語訳をいただきました。
その中にジュビリー・パパメイアンの写真(左上)が載っていました。香りの超名花として今なお君臨し続けるパパメイアン。当会の香りバラの部門でも無敵を誇っています(当日いらっしゃったお客様数名に審査していただくのですが、いつでも勝ちます)。
とはいえ、とにかく花持ちが悪い。蕾くらいで切って、切り花にして咲かせると割と持つという話を聞かないでもないですが。樹勢は良いがうどんこ病に弱い。そしてついでにいうとトゲも多い、と欠点も目立ちます。
美しく咲いた時の花容・色と香りは素晴らしいので、長所はそのまま欠点だけ改良して欲しいという贅沢な希望をみんな持っていたと思うのですが、ひょっとするとこの新品種はその望みを叶えてくれるかもしれません。
なかなか難しいでしょうし、名前だけパパメイアンで大・大・大期待外れの可能性も高いですが、注目したいと思います。
さて、ブログ担当のバラはそんなに台風でヤバいのか?と色々ご連絡をいただくのですが、本当にヤバいです。うちのチビの宿題なみにヤバいです。どうしましょう。