過ごしやすい日になってきましたね。今は苗作りの適期でもあるようです。芽接ぎは一年中可能ですが、涼しくなり、台木の準備も出来てきたこの時期に行うことが多いようです。10月の半ばくらいまでに芽接ぎすると活着率も高いようです。
ブログ担当は物は試しということで、6月にノイバラのシュートを挿し木して作った台木に、9月剪定した枝の芽を芽接ぎしてみました。どの程度の品質のものが出来るかは分かりませんが、少量苗を作るくらいならこの方法は無駄がないかもしれません。
接ぎ木が出来ない方は、もっと簡単な挿し木もこの時期大丈夫なようですよ。
写真は昨年2016年11/3に挿し木した「マダムサチ」の3/8の様子です。(11月と中途半端な時期に挿し木したのは、昨年のばら展の時に「これを挿し木して作りなさい」と花(についてる枝)をいただいたからです)
そして今(2017年9月)、上の写真になりました。まだひ弱いですが、この秋からそれなりの花は見られるのではないでしょうか?
ハイブリッドティーは挿し木の成功率も落ちますし、生育も1年~3年程度接ぎ木苗と比べて遅れると言われますが、つるバラやシュラブローズですと成功率も良いし、生育もすぐ追いつきますよ。この時期でも良いですし、冬になってから、はたまた6月でも挿し木は可能です。
接ぎ木ですと成長は早く、昨年12月に接ぎ木した同じくマダムサチは、剪定前に何輪か花を咲かせました。
接ぎ木を覚えたい方は、今年も12月に接ぎ木講習会を行うようです(会員のみ)。会員でない方で興味のある方は是非10月1日の講習会や10月のばら展にお越し下さい。会員は随時募集しております。
2016年の1月29日に芽接ぎして、3月末に植えつけた小さい苗(ガーデンパーティー)が・・・・
2017年2月にはこうなっています。自身で接ぎ木して納得した苗を早期に植えつければ生育は相当早いです。また愛着もひとしおですよ。