この冬、ひらかたパークのバラ園が一部改装されました。
入ったところにある区域のバラが入れ替えられ、新しく「クールジャパン」のコーナーが設けられるようです。植えてある品種はお膝元のF&Gローズの各種(あおい等)他、ロサ・オリエンティスのバラや夜来香も植えられていました。 このコーナーは古いイングリッシュローズが多く植えられていて、ブログ担当のような者は定期的にチェックしていたので少し寂しい思いもあります。
ザ・スクワイヤー、シュロップシャー・ラス、ペルディータ、メアリー・マクダリン、ポッタアンドムーア、プリティジェシカ、エヴリン、セント・セシリア、トロワラス等があったのを思い出します。(シンベリンやロードリー・オベロンはありませんでした)ペルディータは大阪の靭公園で、フェア・ビアンカの横にあったように記憶していますし(定期的に入れ替えがあるので今はあるか分かりませんが)、エヴリンは中之島公園にたくさん植わっていますが、他は泉南のオースチンガーデンでも見られない気がします。
古いイングリッシュローズは伸びすぎたり、はたまた弱かったり、秋の花数が少なすぎたりで欠点だらけ(でも魅力があります)なので、入れ替えは寂しいですが仕方ありません。今流行の品種が沢山植えられたので、バラファンにはまた楽しくなると思います。苗が小さすぎるのでこの春は期待出来ませんが、秋か来年春はそこそこ花が咲くと思います。
ひらかたパークのバラ園の奥には、岡本勘次郎さんゆかりのオールドローズが保管されて植えられています。本国でももうないような品種もあるそうです。モスローズなどは目にする機会が少ないので行って見ると楽しいかもしれません。雨で濡れたモスローズ(ブラックボーイやワルトラウト・ニールセン等)は魅力的です。