関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

庭の色どりが減りました

昼前から雨がパラパラ降っていますが、夕方になってもまだそれほど強い降り方にはなっていません。

町内会の一斉清掃は家内に任せて、私は朝から採花と凋花の整理に追われました。

5月19日 採花①

5月19日 採花②

5月19日 採花③

私の信州・木曽の実家行きの「花キューピット」を始め、近所へのあいさつ回り用、町内会の役員さんにお配りする花、私のハゲ頭を調髪してくれる理髪店行き等々、雨に当たる前に大量に採花しました。

その結果、花の無い「緑色のスペース」が増えています。

5月19日 全景

5月19日 階段

5月19日 地植え①

5月19日 地植え②

5月19日 地植え③

5月19日 地植え④

唯一、まだ色彩が残っているのは、フロリバンダの群です。

5月19日 フロリバンダ

房には蕾が残っているとはいえ、凋花も増えていますので、本当はバッサリと切り戻したいところですが、今日のところは思いとどまりました。

 

今日採花したHT種の中で、エエ花を少しだけ御覧ください。

5月19日 マダム高木

5月19日 手児奈

5月19日 ユートピア

そして我が家で2013年に出現して「有馬」と命名した「手児奈」の枝変わり種も。

5月19日 有馬

花が小さい・葉に奇形が多い等々、10年ほど前に関西ばら会のベテラン勢に酷評されましたが、今日の1輪はデッカイ花で、葉もバランスよくきれいでした。

 

本日は午後から「大阪ばら祭2024」の後援名義使用及び市長賞に関する大阪市への報告書を作成しました。

スポンサー企業様への各賞の報告書類は来週末以降になってしまいそうです。

 

緑色になった庭が再び賑やかになるのは、6月中旬以降。

それまではポロポロと咲く1.5番花から「マンマイちゃんの花」(仏壇花)を調達することになります。

ばら祭の裏で

今日は義父・義母の法事のため家内の実家に行っておりました。

そのため、夕方の定期薬剤散布以外は全くばらに触れておりません。

本日のブログは、5月10日(金)~12日(日)の「大阪ばら祭2024」の華やかな舞台の裏で、我が家がどんな様子だったのか……舞台裏をご覧下さい。

 

まず、5月6日の記事でご紹介した双頭の「都大路」ですが、

5月6日 双頭の「都大路

5月9日 双頭の「都大路

5月9日に開花しました。

しかし、それぞれの花は小さい上に花弁数も少なく、鑑賞に堪えるものではありませんでした。

思うに、1つの花になるべきステム先端の勢いが2分割され、双頭の2輪で、普通の花の1輪分の花弁数と大きさ。。。

結局はつまらない花しか咲きませんでしたので、今後はこのタイプのステムを見つけた際には、早々に5枚葉を1~2枚つけて切り戻すことにします。

 

5月10日は「大阪ばら祭2024」の初日でしたが、私は加古川ばら会のコンテスト審査のため、咲くやこの花館は欠席してしまいました。

加古川のばら展には「参考出品」として盛花を展示していただきました。

5月10日 加古川ばら展 参考出品

ステム上方25㎝に柳葉がズラズラと並んで「ろくろっ首」状態になるため、春のコンテストでは使い物にならない「メルヘン ケーニギン」をメインで活けてあります。

「ろくろっ首」を隠すために、前の方には「レッド広島」と「モンシェリ」を配して葉を賑やかに見せ、メルヘンたちは主に後方に活けました。

また、雨で花弁の見苦しいものは一番後方に配し、且つ花を「向こう向き」に活けて、正面からは花の「お尻」しか見えないようにしてあります。

 

この日帰宅後、定期薬剤散布を行いました。

5月10日 定期薬剤散布

今日のレシピは、

フルピカ  フロアブル(殺菌剤)……40㏄

プレオ フロアブル(殺虫剤)……100㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

 

「開花中は薬剤散布をしない」と書いてある教科書が多く、また実際に薬剤散布を控えていらっしゃる方々が多いと思います。

しかし開花中の2~3週間もの期間、薬剤散布を控えると、気温が急上昇するこの時期、さらに今年のように雨が多いと、開花終盤以降、あっという間に病害虫が蔓延(はびこ)ります。

「やさしいばらの育て方」の講習会でもしばしば申し仕上げますが、私は開花中でも構わず定期薬剤散布を継続します。

ただし、塩素系の薬剤「ダコニール」を開花中に散布しますと、濃い花色を漂白してしまいます。

開花中の薬剤散布には「ダコニール」を使わない……という鉄則は守ってください。

 

11日(土)と12日(日)は「大阪ばら祭2024」の出品花を採花するため、午前4時半に起床しました。

5月11日 コンテスト出品花の水揚げ

 

我が家のこの春の「開花ど真ん中」は、15日~16日でした。

しかし13日~14日の降雨のため、花のレベルは「ガタ落ち」でした。

5月15日 ご近所さんへ

さらに16日は昼前から土砂降りと強風でした。

明石では午前11時51分に西の風27.2m/sec と台風並みの風……鉢は倒れ、風通しの良いところに植わっている「マダム ヴィオレ」や「ロージ クリスタル」は、葉はもちろん、蕾も花首から吹っ飛んでしまいました。

5月16日朝 我が家の全景

ちょっと近づきます。

5月16日朝 強風の前のツルばら

5月16日朝 強風前の庭

5月16日 強風前

5月16日朝 強風前の鉢植え

5月16日朝 強風前の鉢植え②

5月16日朝 強風前の鉢植え③

5月16日 午前 病院巡りの手土産

5月16日 夕方 「飲み屋」さんへ

5月17日 朝 職場へ

5月18日 朝 家内の実家へ

そして夕方、定期薬剤散布をしました。

5月18日 定期薬剤散布

今日のレシピは、

トップジンM水和剤(殺菌剤)……40g

オルトラン水和剤(殺虫剤)……100g

アファーム乳剤(殺虫剤)……100㏄

鉄力あくあ(微量要素剤)……25㏄

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

 

明日は町内一斉清掃の日……ですが、私は凋花の切り戻しに追われそうです。

また私の故郷・信州木曽にも「自家製花キューピット」を発送する予定をしています。

ただし、昼頃からまたまた雨の予報。。。本当にこの春の開花は雨に祟られっぱなしですね、困ったもんだ……

大阪ばら祭2024 3日目

本日(16日)は一日中強風が吹き荒れ、我が明石では11時51分に西の風27.2m/sec と台風並みの風でした。

風の良く通る南側のばらたちは、ほぼ全て葉が飛んでいます。

毎年5月に必ず1~2回は吹き荒れる強風ですが、今年はコンテスト後だったことが不幸中の幸いでした。

 

さて、「大阪ばら祭2024」3日目(5月12日・日曜)のコンテスト結果です。

 

競技№13 関西ばら会賞(一般・新人の部)

自由花1本花競技①

自由花1本花競技②

自由花1本花競技③

自由花1本花競技④

自由花1本花競技⑤

自由花1本花競技⑥

 

競技№14 グリーンキング賞

1本花競技①

1本花競技②

1本花競技③

1本花競技④

1本花競技⑤

1本花競技⑥

 

競技№15 バイオゴールド賞

3本組花競技①

3本組花競技②

3本組花競技③

3本組花競技④

3本組花競技⑤

3本組花競技⑥

 

競技№16 大阪市長

自由花アレンジメント競技①

自由花アレンジメント競技②

自由花アレンジメント競技③

自由花アレンジメント競技④

自由花アレンジメント競技⑤

自由花アレンジメント競技⑥

 

競技№17 咲くやこの花館賞

香りの花競技①

香りの花競技② (品種・ドリーパートン)

香りの花競技③

香りの花競技④

香りの花競技 ⑤

香りの花競技 ⑥

 

急ぎ、ご報告いたしました。

大阪ばら祭2024 2日目

ばら祭が終了してから、平日はマジメ?に出勤しておりまして、ブログ用に写真を加工する作業時間が持てず、UPが遅れ気味になっております。

お許しください。

 

とにもかくにも「大阪ばら祭2024」2日目(5月11日・土曜日)の結果を並べます。

この日から私も参加し写真も数多く撮りましたので、入賞作品を全てご紹介いたします。

 

競技№7 関西ばら会賞(一般/新人の部)

自由花浮花競技①

自由花浮花競技②

自由花浮花競技③

自由花浮花競技④

自由花浮花競技⑤

 

競技№8 トウゲン賞

1本花競技①

1本花競技② 手児奈

1本花競技③

1本花競技④

1本花競技⑤

1本花競技⑥


競技№9 豊中ばら会賞

3段花競技①

3段花競技②

3段花競技③

3段花競技④ マダム ウィオレ

3段花競技⑤

3段花競技⑥


競技№10 トップドレッシング賞

10本組花競技①

10本組花競技②

10本組花競技③

10本組花競技④

10本組花競技⑤

10本組花競技⑥

10本組花競技⑦

10本組花競技⑧


競技№11 園土のちから賞

自由花アレンジメント(中)競技①

自由花アレンジメント(中)競技②

自由花アレンジメント(中)競技③

自由花アレンジメント(中)競技③

自由花アレンジメント(中)競技④

自由花アレンジメント(中)競技⑤


競技№12 関西ばら会特別賞

房咲競技①

房咲競技②

房咲競技③

房咲競技④

房咲競技⑤

房咲競技⑥

 

以上、「大阪ばら祭2024」2日目のコンテスト結果でした。

3日目の結果は、明日UPできれば……と思っています。

大阪ばら祭2024 1日目

5月10日(金)から12日(日)までの3日間、花博記念公園鶴見緑地内の「咲くやこの花館」に於いて開催いたしました「大阪ばら祭2024」、無事に3日間のばら展を終えることができました。

会場風景①

会場風景②

会場風景③

会場の設営、撤収に多くの会員様の協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

また併せて、今回のばら展ではコンテストへの出品花が大変に多く、本当にうれしく思い感謝いたします。

9日の会場準備の際に、広~~いスペースに多くのテーブルが並んでおり、ばらの数が少なければ格好がつかないぞと心配していましたが、それも杞憂に終わりました。

多くの花を出品して下さったベテラン会員の皆様、また初日には福井・岐阜から、2日目には山口から、遠路を厭わず出品して下さった会員様、そして果敢にコンテストに挑戦して下さっている新しい会員の皆々様に、深く御礼申しあげます。

ありがとうございました。

入場者は3日間で5000人を超えたとのこと。

我々のばらを見たことがきっかけになって新たにばら栽培を始める人が増え、そんな方々がまたばら展に出品して下さるようになれば良いなぁと思っております。

 

さて、3日間のばら展の会期中は、私自身がヘロヘロに疲れておりまして、コンテスト結果をブログにUPできずにおりましたことをお詫び申し上げます。

本日、とりあえずコンテスト1日目の結果をご覧いただきます。

とは言え、この日は私が加古川ばら会のコンテスト審査のため「大阪ばら祭2024」を欠席したため、出品作品の撮影をすることができませんでした。

代わりのお方に撮影していただきましたので、写真の枚数が十分ではございません。

概要のみ、ご覧下さい。

 

競技№1 関西ばら会賞(一般/新人の部)

自由花一本花競技

 

競技№2 ジックニーム

1本花教護①

1本花競技②

 

競技№3 確実園賞

5本組花競技①

5本組花競技②

 

競技№4 関西ばら会会長賞

グラスポットアレンジメント競技①

グラスポットアレンジメント競技②

 

競技№5 咲くやこの花館館長賞

浮花競技 HT3花

 

競技№6 住友化学園芸

ミニチュア盛花競技①

ミニチュア盛花競技②

本日は初日の結果のみ掲載いたしました。

2、3日中に2日目・3日目をUPいたします。

「大阪ばら祭2024」準備万端

明日(10日・金曜)から開催の「大阪ばら祭2024」

大阪ばら祭2024 | 大阪の植物園-咲くやこの花館- (sakuyakonohana.jp)

大阪ばら祭2024 ポスター①

大阪ばら祭2024 ポスター②

 

本日(9日)午後、関西ばら会役員に加え、会員有志6名のお力を拝借して、

あっ!!という間に会場の準備が整いました。

会場準備前

会場準備前

会場準備前

館内は幼稚園児の遠足で貸し切り状態。

 

会場準備中①

会場準備中②

会場準備中③

会場準備中④

毎年「ばら祭」にご協力いただいている京都の「おくだばら園」の奥田さんです。

明日、4000輪のばらを使ったアーチが完成します。

 

販売苗①

販売苗②

販売苗③

苗は早い者勝ち、売り切れ御免です。

ご協力くださった皆様

というわけで、会場の準備は整いました。

明日から3日間、1輪でも多くの花を出品していただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

本日、遠路を厭わず駆けつけて下さった会員様、またご夫妻揃ってご協力くださった会員様、本当にありがとうございました。

ゴールデンウィーク最終日…天気は荒れ模様

ゴールデンウィーク中、カレンダーの「赤字の日」にはずっとブログを書き続けてきましたが、本日が最終日となりました。

 

まずは繰り返しになりますが、お知らせとお願いです。

来る5月10日(金)~12日(日)、花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」に於いて「大阪ばら祭2024」を開催いたします。

大阪ばら祭2024 | 大阪の植物園-咲くやこの花館- (sakuyakonohana.jp)

コンテスト日程は、

「大阪ばら祭2024」コンテスト日程表

一般・新人の部には、このブログをご覧の会員以外の皆様の出品を大歓迎いたします。

10日(金)と12日(日)は、お庭で咲いているばらを一枝(HT種・房咲種・ツルばら・イングリッシュローズオールドローズなど、系統や品種を問いません)お持ちください。

長さは「花首からフラスコの口まで50㎝以内」となっていますが、短くてもかまいません(20㎝以上あれば何とかなります)。

ちなみに昨年の「大阪ばら祭2023」の初日の「自由花1本競技」の様子です。

2023年5月12日 自由花1本競技

また11日(土)は開花した花3輪を、花首を2㎝程度に切って花だけを水鉢に浮かべる競技です。

この競技は「ミニチュア種は除く」という規定ですので、ミニばら以外の系統の花(HT種・フロリバンダ種・ツルばら・イングリッシュローズオールドローズなど)を3輪、短く(5~10㎝程度に)切ってご持参ください。

昨年の「自由花浮花競技」は、こんな感じでした。

2023年5月13日 自由花浮花競技

ご出品に関してはベテラン勢がお手伝いいたしますので、「ものは試し」で是非お庭に咲いているばらをご持参ください。

なお、非会員の皆様でも当日に会場でご入会下されば(入会金¥1,000+年会費¥2,000をお願いいたします)「会員の部」に出品していただけますので、よろしくお願いいたします。

そして会員の皆様には、繰り返し繰り返しのお願いで恐縮ですが~~

ばら祭の前日(9日・木曜日)の午後2時から会場の設営、ばら祭最終日(12日・日曜日)の午後5時から会場の撤収作業を行ないます。

お時間のご都合がつく会員様には、是非ともお手伝いいただきますよう、心からお願い申し上げます。

 

さて、我が家の庭ですが、朝早くから時折パラパラと雨が来ていましたので、まずは「傘掛け」の作業に追われました。

昨日、ポールを地面に差し込んでありましたので、2時間程度で作業を完了しました。

5月6日 傘掛け完了①

5月6日 傘掛け完了②

5月6日 傘掛け完了③

5月6日 傘掛け完了④

5月6日 傘掛け完了⑤

しかし、すでに15m/secの南風が吹きつけており、

5月6日 強風にあおられる傘

シトシトと降る雨にはビニール傘も有効ですが、今日~明日の強風を伴う雨には「無駄な努力」に終わる公算が大です。

で、このような大規模な作業をすると、必ず「事故」が起こります。

5月6日 傘掛け作業の犠牲者

「ブルーシャトー」の一番立派な花首が犠牲になりました。

 

開花が始まったため嬉しくなって、ゴールデンウィーク後半戦のブログには花の画像ばかりを並べ立てました。

しかし、もちろん基本的な作業は常時続けていました。

まずは「枝直し」の作業。

画像は「ピンクラスター」ですが、「あけぼの」など、花首の曲がる品種には「添え木」を当てて、ステム~花首を真っすぐにすることが必要です。

枝直し前

枝直し作業①

枝直し作業②

枝直し完了

枝が真っすぐになるまで1週間ほどの時間が必要です。

コンテスト出品の可能性があるステムには、開花1週間~10日前にこの作業を行いますが、「ガーデンで咲かせる派」の皆様には不要な作業です。

 

また、「枝曲がり」ではなく「首曲がり」のステムもあります。

首曲がり①

これは花首の上部(蕾のすぐ下)に奇形の1枚葉が付くことによって、花首が「引き攣(つ)った」ように曲がってしまったものです。

首曲がり②

首曲がり③

これは「添え木」を当てても治療できません。

迷わず下の5枚葉1~2枚を付けて切り戻し、1.5番花に期待します。

首曲がり④

この「首曲がり」の処理も「ガーデンで咲かせる派」の皆様には不要でしょう。

ただし「切花を楽しむ派」であれば「みっともない切り花」になってしまいますので、切り戻して1.5番花を楽しむのが良かろうと思います。

 

そうこうしているうちに、自作の接ぎ木苗に待望のシュート芽が見え始めたものが散見されるようになりました。

接ぎ木苗のシュート芽①

接ぎ木苗のシュート芽②

この先も次々にシュートが出ます。

充分に太いシュートが2本程度出たならば、接ぎ木後最初に出たステムは生え際から「ご苦労様カット」して、新しく出るシュートだけの株にします。

 

明石では午前11時頃から本格的な雨降りになりました。

その雨の前に、急いで採花した花の画像を並べます。

今日はこの3日の間にご紹介した品種との重複を厭わずに「エエ花」をUPします。

5月6日 アドミラル ロドニー

強香かつ巨大輪の花が咲いています。

 

5月6日 レディー サワ

鎌倉の大月啓仲先生の作出花です。

花芯の巻きが絶品です。

 

5月6日 パラダイス

「香りの花競技」用に導入した品種ですが、良い香りながら期待したほどは強く香りません。

しかし幅の広い花弁がゆったりと開く花姿は魅力的です。

 

5月6日 無名種

例の営利切花用の無名種。

1株しかありませんが、花数が揃って咲くのはさすがに切り花用の品種です。

(もう随分前に試作用として頂戴した株ですが、その後販売されたとは聞いていません。花弁数が多すぎて開きにくいことが難点なのでしょうか?しかしその分、花保ちは抜群です。)

 

切り花用品種と言えば、

5月6日 パレオ90

我が家の「定番」の花になっている「パレオ90」も営利切花用の品種で、一般に販売されていません。

私が駆け出しのころ、コンテストの師匠である故・笹島辰子先生から穂木を頂戴し、伊丹ばら園で接いでもらった株が、今なお現役で花を咲かせています。

ず~~っと露地で栽培していますが、これをハウスで咲かせると「輝く山吹色」になるのだそうです。。。私は「濃い山吹色」で十分に満足しているのですが。

 

5月6日 夜間飛行①

5月6日 夜間飛行②

この品種も揃って一斉に咲きます。

HT種でありながら房咲性がありますので、大房咲に開花させて「香りの花競技」に出品することを画策しています。

6日先に迫った「香りの花競技」の日に房が咲き揃うかどうかがムズカシイ。。。

 

「香りの花競技」と言えば、上記以外にも、

5月6日 ボニー スコットランド

これも有力候補でしたが、この2輪で「ネタ切れ」です。

 

在庫が無限?にある香りの品種は「エマニエル」です。

5月6日 エマニエル①

5月6日 エマニエル②

ご覧の通りツルばらですし、4~8輪の房咲きにもなります。

ツンと鼻腔に刺さる感じの薬っぽい香りです。

ただし防虫ネットの外に「むき出し状態」で咲いていますので、ブイブイ(カナブン/ハナムグリ)の餌になってしまう可能性が高いです。

 

5月6日 春芳

「パパ メイアン」に勝てるのは、この品種かな?

 

もちろん我が家の顔も。

5月6日 マーガレットメリル

3~5輪の房咲きであれば「パパメイアン」には負けません。

 

5月6日 ダーク ベルベット

「パパメイアン」の交配種ですので、これを出品したら「な~~んだ、パパやん!」と言われるでしょうね。

 

香りの品種から離れます。

5月6日 手児奈

鉢植えではありますが、コンテスト品種の最右翼が何とか間に合いそうです。

地植えの「手児奈」の開花まではまだ2~3週間かかりそうです。

 

5月6日 レッド広島

やっと「それらしい花」が咲き始めました。

 

以下、コンテストとは関係のない品種です。

5月6日 赤富士

 

5月6日 ブラックティー

 

クイーン バガテル

いずれも「ご近所さん」に行くことの多い品種です。

 

フロリバンダ種も少しご覧ください。

いずれも主蕾の除去をサボった株で、その主蕾が咲いています。

5月6日 ペルニール ポールセン

 

5月6日 イントリーグ

 

5月6日 アプリコット フレグラント

 

5月6日 レッ ドサージ

 

5月6日 フレグランス ペルシカ

 

5月6日 ショッキング ブルー

 

5月6日 プレイ ガール

 

5月6日 プレイ ボーイ

 

5月6日 ブライダル ピンク

 

5月6日 朝

 

本格的な雨に降り籠められたゴールデンウィーク最終日の午後、たっくさん画像を並べ立てました。

失礼いたしました……と言いつつ、最後にコンテストに行くと思われる連中の「楽屋」をご覧下さい。

5月6日 (たぶん)コンテストの主力たち

右下の黄色円内は、

5月6日 双頭の「都大路

例の「都大路」の奇形です。

明日から朝早くに出勤しますので、これが開花した時の画像をご覧に入れることができるかどうか……

 

何はともあれ、「大阪ばら祭2024」へのご出品、会場設営・撤収のお手伝い、くれぐれもよろしくお願いいたします。

ゴールデンウィーク後半戦3日目

日本各地で今日もまた真夏日になった地点もあった様子。

初夏を通り越して一気に真夏並みの気温になってしまうと、植物も「体調」を崩すこととでしょう。

しかし、我が明石では12:15に記録した23.0℃が今日の最高気温。

ただし一日中風が強く、平均6~7m/sec、夕方には南の風が10m/secを超えるようになりました。

予報では明日の午後からは15~18m/secになっています。

3~4年に1度ある「メイストーム」にならなければ良いのですが……

 

青空の下、ツルばらの懸崖作りが見ごろになっています。

5月5日 全景

5月5日 ドンファン(赤)+ザ マッカートニーローズ(ピンク)

 

昨日同様、昨日までの品種となるべく重複しないように、今日開花した花の画像を並べます。

まずは何と言っても「ガーパー」です。

5月5日 ガーデンパーティー

5月5日 ガーデンパーティー

昨日まで「この春は『コンフィダンス』が良い」と書き続けていましたが、何の何の「ガーデンパーティー」も抜群、いや「コンフィ」よりも「ガーパー」の方がエエかもしれません。

 

5月5日 都大路

5月5日 都大路

私が関西のコンテストで初めて1等賞を獲得した株に咲いています。

都大路」が発表された年に苗を購入しましたので、樹齢35年以上です。

 

5月5日 桃香

5月5日 桃香

「香りの花競技」用に鉢で栽培していますが、1本花でも十分に通用しそうな花の大きさ、ステムの長さがあります。

 

5月5日 玉響(たまゆら)①

5月5日 玉響(玉響)②

ちょっと「硬い」……コンテストに出品すると「明日の花」と言われる開花度ですが、しっかりとしたステムに雄大な花が咲く品種です。

何年か前の秋のコンテストで1本花の1等賞を頂戴しています。

 

5月5日 ロッシュ①

5月5日 ロッシュ②

これもまだ「硬い」花ですが、切り花にすると抜群の見応えがあります。

「ご近所に配る」用に鉢植えにしていますが、咲くと惜しくなって自宅用の切り花になるのが通例です。

 

5月5日 コンフィダンス

ようやくコンテストレベルの花の大きさ、ステムの長さの花が咲きました。

これは地植え株です。

 

同様に地植え株で「コンフィダンス」の枝変わり品種である「シージャック」も良い感じで咲き始めました……んが、

5月5日 シージャック

雨が降ったのは4日前ですが、まだ雨の影響(左の弁の腐り、奥の弁の赤い斑点)が残っています。

露地での栽培の難しさを痛感します。。。ハウスであれば「雨対策」は必要ないのでしょう(けれど、強い陽射しによる発色、力強いステムと葉もハウスでは出ないでしょう……やはり露地の花が上だと思います)。

 

5月5日 春芳

桃香」と同じく「香りの花競技」用の品種で、一昨年の秋のコンテストでは香りの1等賞を頂きました。

しかし、これまた1本花競技でも通用する品種です。

 

コンテスト1本花競技と言えば、定番の品種も開花しています。

5月5日 みつえ

 

5月5日 レッドクリフ

 

5月5日 手児奈

 

5月5日 レッド広島

 

5月5日 香久山

 

その他、珍しい品種では、

5月5日 トシコ

故・内山与一さんに頂戴した株です。

残念ながら春一番はブラインドが多く、1番花を見ることは難しいのですが、この春は珍しく1番花が開花しました。。。やはり気候がヘンなのでしょう。

 

5月5日 クララ

加古川ばら会の壷坂絢三氏の作出花です。

今年になって鉢植えを頂戴しました。

ステムは長く、葉とのバランスも良い花姿です。

花がまだ本当の姿ではないのかもしれませんので、2輪目、3輪目……と観察することにします(花付きは抜群で、細いステムにもすべて蕾が乗っています)。 

 

朝の採花、バケツの数が増えました。

5月5日 朝

 

夕方、強風の中で定期薬剤散布をしました。

5月5日 定期薬剤散布

今日のレシピは、

サルバトーレME(殺菌剤)……35㏄

オルトラン水和剤(殺虫剤)……100g

ピノエース フロアブル(殺虫剤)……35cc 

アプローチBI(展着剤)……100㏄

水……100ℓ

 

明日予想されている雨に対応できるように、傘を立てるポールをたくさん差し込みました。

明日の午前中、雨が降り始める前に傘を差します。

ただ、強風注意報が出ています。

15m/secを超す風が吹くと、傘が効かないばかりか、吹き飛ばされて周りの花や樹を傷つける恐れもありますので、お天道様や空さんのご機嫌と相談しながらの作業になります。

ゴールデンウィーク後半戦2日目

快晴の一日でした。

朝、2階のベランダから我が家の池(瀬戸内海とも言う)を見下ろすと、

5月4日 2階ベランダから

沖に大型船2隻、その間に(私に無断でタコ釣りをしている?)プレジャーボート、岸寄りの漁船は海苔棚を撤去しています。

さらに手前の新幹線の高架上をレールスターが走行中。

 

今日も関西各地で夏日を記録したようです。

明石はやはりまだ夏日になっていませんが、それでも13:10に23.6℃を記録しています。

 

昨日に引き続き、主に鉢植えの花が次々に開花しています。

これまでの花となるべく重複しないようにご覧いただきます。

5月4日 シュゾンロッテ

5月4日 サーシャ

5月4日 アドミラル ロドニー

以上3品種は「香りの花競技」の候補者たちですが、この「アドミラル ロドニー」は1本花競技でも十分通用しそうな1輪でした。

巨大輪である上に、見事な高芯咲の品種です。

 

5月4日 レッド広島

5月4日 レモン エレガンス

5月4日 織姫

「織姫」は昨日も画像を載せましたが、今日の花はコンテストレベルです。

この画像は夕方5時前のものですが、今朝は、

5月4日朝 織姫+高雄

こんな感じ。

この状態ではコンテスト出品用に採花するのは気が引けます。

しかし今日は気温が高かったため一気に開きました。

で、上の写真(5月4日 織姫)の開花状態であれば、仮に明日の朝に採花してコンテスト会場に持ち込んでも、13時の審査開始時点では開き過ぎて花芯が無い状態、所謂「パンクした花」になってしまいます。

つまりこの「織姫」の1輪は、コンテストには「御縁の無かった花」として、今夜、酒を飲みながら家で楽しむことになります。

それにしてもこの春は「コンフィダンス」に良花を期待できそうです(「織姫」は「コンフィダンス」の枝変わりです)。

 

以下、コンテストには関係のない品種です。

5月4日 かがり火

絞りの無い、枝変わり前の「ピカデリー」に先祖返りしたような花が咲いてしまいました(よ~~く見ると、右側の花弁にわずかに絞りが出ていますが……)。

 

5月4日 つるデンティベス

「デンティベス」は良香がありますので、大房咲きの1枝を「香りの花競技」に出品しても面白いと思っています。

 

その他、春のコンテスト向きではない品種もあります。

まずは「魅惑」。

5月4日 魅惑①

ごっそりと蕾が上がり、開花もコンテスト期間にピッタリと嵌(はま)っていると思います。

しかし春の「魅惑」は、

5月4日 魅惑②

5月4日 魅惑③

花芯がぐっちゃぐちゃで「花」になりません。

「秋一発の花」と割り切って栽培しています。

また、

5月4日 「メルヘンケーニギン」の群れ①

5月4日 「メルヘンケーニギン」の群れ②

まさに「ろくろっ首」状態で、上部に柳葉(細~~い1枚葉)ばかりが並びバランスの悪いことこの上なしの品種です。

秋になると「花首から50㎝以内」に5枚葉がしっかりと3段以上付きます。

これまた「秋一発」の品種です。

我が家には「魅惑」20株、「メルヘンケーニギン」15株が居ますが、全て「秋用の品種」として養育しています。

 

朝の採花は、

5月4日 朝

夕方にも数輪採花しましたが、切ってすぐに「嫁いで」行きましたので、バケツに入った写真が残っていません。

 

明日は定期薬剤散布をします。

そして何よりも6日~7日にかけて雨・風が強くなるという天気予報ですので、その対策も必要になりそうです。

 

 

ゴールデンウィーク後半戦初日

関西各地で観光地に出かける車が渋滞しているようです。

阪神高速神戸線加古川バイパスの渋滞34㎞……とか。

こんな日は出歩くことをせず、ひたすら庭仕事というのが私の生活パターンです。

 

ツルばらが賑やかになってきました。

まずは2階のベランダから見下ろします。

5月3日 つるデンティベス

5月3日 荒城の月

5月3日 ドンファン(赤)枝変わりのザマッカートニーローズ(ピンク)+エマニエル(右の蕾)

カメラの位置を変えます。

5月3日 全景

5月3日 つるデンティベス+荒城の月+ドンファン

5月3日 つるデンティベス+荒城の月など

5月3日 ドンファン+荒城の月など

5月3日 荒城の月

同じような画像ばかり並べて申し訳ありません。

自慢の懸崖作りが一番賑やかな時期で、調子に乗っています。

我が家のばらの大半を占めるHT種はコンテスト出品用に栽培していますので、枝数を減らしたり花数を制限したりしています。

その上、コンテスト出品以外の時でも、花が3~4分咲きになれば採花して、切り花として自宅で楽しんだり近所にお配りしたり。

その結果、地植えも鉢植えも「無数の花が咲き誇る」という状態にはなりません。

例外として許多(あまた)の花が咲き揃うのがツルばら……というわけです。

実際にツルばら以外は、

5月3日 鉢植え①

5月3日 鉢植え②

こんな感じで、ほとんど葉っぱの色ばっかりです。

①にも②にも写っていますが、防虫ネットの外の株には例年通りブイブイ(カナブン/ハナムグリ)対策をしてあります。

ブイブイ対策のネット

白~ピンク~藤色~黄色など淡色系の花(換言すれば赤と濃いオレンジ色以外の花)には、100円ショップなどで売っているストッキングタイプの台所用「水切りネット」を被せて、ブイブイ除けとします。

 

今週は火曜~水曜にかなりしっかりと雨が降ったため、今日咲いた花は「雨による傷」(シミや腐りetc.)が目立ち、1級品の花はありませんでしたが、一応画像を並べておきます。

まずは、先週すでに1輪目、2輪目……と咲いた花の3番手、4番手です。

5月3日 高雄

やはり本来のスッキリとした黄色ではなく、ややオレンジに近い発色をしています。

 

5月3日 マダム ヒデ

美人の「ヒデさん」も雨による「水太り」でポッチャリとしています。

 

5月3日 モンシェリ

先週は赤の発色が弱くピンクの花でしたが、昨日・今日の強い陽射しで赤の発色が濃くなりました。

この赤の発色は、花粉親である「ダブル ディライト」から受け継いだものです。

 

5月3日 無名種

例の営利切花用品種です。

この株には雨対策で傘を差し掛けておきましたので、花弁に傷もなく綺麗に開花しました。

 

5月3日 プライマリー ポエム

大昔の日本ばら会の配布苗です。

「そどおり姫」によく似た容姿に強い香りがあり、エエ品種だと思います。

 

香りと言えば、

5月3日 ボニー スコットランド

「香りの花競技」用に栽培している「秘密兵器」のひとつです。

「わたしゃ『パパメイアン』は出品しない!」と宣言しておりますので、実はいろいろと往年の強香種を秘蔵しています・・・ふふふ。。。

 

香りつながりでは、

5月3日 パラダイス

5月3日 夜間飛行

5月3日 ダークベルベット

5月3日 ザ マッカートニー ローズ(枝変わり)

そして、我が家の「香りの本命」は、何と言っても

5月3日 マーガレット メリル

私自身、関西ばら会のコンテストの中で「香りの花競技」が一番好きな種目です。

「花芯の締まりが……」「ステムと花のバランスが……」「葉の傷が……」などとヤカマシイことは一切言わず、ばらの「素人さん」である来場者5名に審査を「丸投げ」してしまうという競技……毎回、何の邪念もなく純粋に楽しんでおります。

 

これ以外に、

5月3日 フリュイテ

5月3日 ドンファン(ツルばら)

5月3日 ピンク ラスター

5月3日 織姫

5月3日 白秋

などなど、今日一日だけでも多くの品種が開花を始めました。

ただし、いずれもコンテストレベルには遥かに及ばない花ばかり。

1週間先のコンテストの本命たちは、

5月3日 「シージャック」の群れ

こんな感じです。

 

とりあえず、今日採花した花たちは、午前と午後に分けて、

5月3日 午前

5月3日 午後

今日はたくさんの花が咲き始めたことが嬉しくて、良花・駄花の区別なく(いやいや、ほとんどが駄花でした)写真を撮りまくりました。