本日、毎年恒例の「4月の強風(1回目?)」。
「懸崖造り」のツルばら(荒城の月)、太いツルが……
12月の誘引の時に「割れた場所」からボッキリ。。。
約150輪分の蕾がついていました。残念!
隣にもう1枝、皮1枚で残っている瀕死のヤツもいます。
↓(矢印)の白い部分は、上の写真の折れた部分を剪定した跡です。
これも、いつ千切れるやら。。。
まあ、以前にも書きましたが、毎年2~3回の「4月の強風」は、
「お天道様」がなさることなので仕方がないと諦めています。
朝方、地植え株でヨトウムシ(落下傘)の被害葉を見つけました。
葉裏はこうなっています。↓
持っていると、落下傘で逃げるヤツ(矢印)がいます。
もちろん、葉っぱごと「フミツブース」で処理。
また、午後には鉢植えのコンテスト用「白秋」の中段の葉に被害を発見しました。
こちらは、ずいぶん散らばった後でした。
このステムはコンテストの1本花競技には出品できなくなりました。
もしも良い花が咲けば、3本や5本、あるいは10本の組花競技の中に紛れ込ませて、他のステムの葉でこの被害葉を隠して「知らんぷり」をするかも。。。
いずれにしても、これだけヨトウムシの被害が広がった原因は、先週の薬剤散布の時、殺虫剤として残効性の短いアファームを使ったためでしょう。
とは言っても、アファームは従来の殺虫剤が効かないミカンキイロアザミウマにもオオタバコガにも効果があるので、ありがたい薬です。
風に吹かれた葉から、大量の水分が発散してしまっているので、薬害が心配なのですが、午後4時過ぎ、強風の中で薬剤散布をしました。
風がある上に、薬害の恐れもあるならば、本来は明日以降に散布したいところです。
しかし、平日は京都の職場に通う身、どうしても休日に薬剤散布をしなければなりません。
というわけで、本日の薬剤メニューはヨヨウムシ対策を念頭に、
スピノエース顆粒水和剤(殺虫剤)……25g
サルバトーレME(殺菌剤)……35cc
アプローチBI(展着剤)……100cc
水……100ℓ
散布後2時間ほどして、予想外のにわか雨で葉がひどく濡れました。
まあ、薬剤が乾いた後でしたので、たぶん効いてくれると思います。