5月11日~13日の関西ばら会のばら展「大阪ばら祭」の日程表を発送しました。週末頃に到着すると思います(講習会で手渡しした方には発送していません)
週末といえば、講習会で「気圧図を見ると次の週末に暴風雨がきそうなので注意して下さい」という話がありましたが、本当に来るみたいですね。土曜日がピークのようです。
ブログ担当庭では、コンテストの主力の地植えHTのほぼ全てに蕾が見え始めました。ばら展には全く使えませんが、長く切らない分シュートが一杯出るかもしれんと諦めることにします。お天道さまには逆らえないと大人になることは出来ず、高温にうろたえ強風に腹を立てていますが、ばら展に使えない蕾は全てピンチし秋に賭ける!というほどコンテスト派に徹することも出来ないので諦めます。
こちらではハキリバチがもう出ています。日当たりの悪い場所にある軟弱な葉に被害が集中しやすいと教わりましたが、我が家のハキリバチは面倒くさがりなのでしょうか?一番アクセスしやすい、陽当たりの一番よいところの新苗を集中攻撃しています。ばら展用の葉がやられるよりは、新苗にいってくれたほうが良いかな?と思いつつも、週末はアー〇ジェットを持って行動することにします。一瞬が勝負です。
新苗といえば、ブラインドが出やすいという話の某品種を接ぎ木したのですが、新苗の一番初めの芽からいきなりブラインドで笑いました。どうせピンチするので良いのですが、品種の特性というのは面白いですね。
例年より一週早く、先週末に第一回の消毒をしたせいかバラゾウムシ・アブラムシはまだ見ず、うどんこも見ないのですが、会員様の中にはもううどんこ病が結構出ている方もいるようです。環境のせいなのか、施肥のせいか、はたまた薬剤散布のやり方の問題なのか、水やりが少なくて乾き気味なのか、前年から持ち越しているのか・・・・・色々思うのですが、お話しだけではなんとも言えず力不足を実感いたします。
画像は講習会の内容の一部。不定根を利用した挿し木の方法。芽が二つあると思いますが、そのすぐ下から根が出ています。取り木の理屈を応用した方法といえましょうか?通常の冬の挿し木より発根の期間がかなり短縮できるとの話でした。「もやし挿し木」と隣にいた会員様が命名していたのでそれに乗っかることにいたします。
似たような方法で穂木を40日程度冷蔵庫保存してカルスを出させてから挿し木するという方法もあります。結局面倒になってそのまま挿し木するということも多いのですが。色々本に書いてない方法もありますので、バラ友を作って詳しい方法を聞いてみて下さい。4月21日のナーセリー見学も是非ご参加下さい。