剪定の季節ですね。
ブログ担当の鉢バラの剪定はこんな感じです。両者ともハイブリッドティーの新苗です。
こちらはセントパトリックという黄色の大輪HT。20年ほど前のAARS(オール・アメリカン・ローズ・セレクション)受賞品種で、丈夫で花持ちが良く微香の品種だそうです。初めて育てる品種なので、なるべく花数を多くするよう細い枝も残して剪定してみました。
これはコンテスト品種で有名な手児奈(てこな)。まだ要領が分かっていない品種ですが、コンテスト花を咲かせたいので、枝数も花数もかなり制限しています。地植えだとこんなことをする必要はないのですが、鉢植えだと制限しないと、地植えの雄大な花には敵わないようです。
鉢周りの黒いものは、高温対策にラブシートと呼ばれる農業用のシートをまいたもので、洗濯バサミでとめています。
藁をまくとか、ムシロをまくとか、二重鉢にするとか、断熱材をまくとか、アルミホイルや梱包用のプチプチをまくとか色々方法はあるようですが、手間と見た目、入手容易性・コストのバランスを見てこの方法を採用しています。
大きい鉢には防草シート(超大型ホームセンターだと1メートル単位で切り売りしています。1メートル150円ほど)をまいて、同じように洗濯バサミでとめています。
今までこのような鉢の高温対策をしたことがなかったのですが、今年は鉢のファーストレディ・アキエの葉っぱがボロボロ落ちて、まいってしまいました(地植えはそんなことないのですが)。
原因は鉢の高温と決めつけて、あわててラブシートをまいてみましたが効果はあったようです。真夏の昼間の鉢内温度が2℃から4℃低くなり、葉が落ちずなんとか踏ん張った株もあります。
とてもよく香っていたファーストレディ・アキエ。花型・花つき・花持ちに優れるだけでなく、香りがあるのも優れているところだと思います。