コンテスト界で有力品種となっているレッドクリフ。隠しておこうと思いましたが、(ネタがないので)作出者さまが書かれた資料を公開します。
注目は
- 大株よりも若い株で秀花が咲く
- 鉢植え8号鉢に秀花が咲く
と明記されていることです。鉢植え8号に関してはブログ担当の感想も同じで、今まで入賞したレッドクリフは全て8号鉢です。10号、それより大きな鉢も試しましたが8号の方が良花が咲きます。
またこれはブログ担当の個人的な観察ですが
- それほど水を欲しがらない
- 耐暑性があるので、猛暑でも葉が落ちにくい
- コンテスト品種の中では耐病性も強い方
- 花が咲くときは日照時間はむしろ少ない方がよい
ので、今のような猛暑時は、陽当たりの良い灼熱地獄に移動させ、涼しくなると全然太陽が当たらないところに移動させるという便利屋扱いが可能です。
欠点はステムが伸びにくいことと、花時に窒素が残っていると丸弁になってしまうことですが、作り方でなんとかなります。
芯が狂いにくく作りやすい品種なので、コンテストを始めたいが地植えスペースがあまりない、陽当たりもそんなに良くない、という方でも一年目の秋から新人賞はおろか、入賞・一等も狙える品種なので興味のある人は作ってみて下さい。やや早咲きだと思います。
入手先は日本ばら会でどうぞ。