昔買った液肥がそろそろ賞味期限切れ(?)になりそうで余っているので、バラ友宅へ液肥の潅水をプレゼントしてきました。
昨年、当ばら会に入会していただいた方で「初心者です」とおっしゃっておられる方ですが、ハダニが少し出ていたくらいで問題なく管理しておられました。液肥のプレゼントでシュートが一杯出てくれれば良いのですが。
シュートといえば、これはブログ担当の鉢ばらですが、ほぼ同時に3本シュートが出ようとしています。いっぺんに複数本シュートを伸ばすとどれも太い枝にならないので、鉢植えなら一本ずつ伸ばしていったほうが良いと思います。この場合なら手前のものだけ残して、奥の2本は根本から折りとります(シュートかき)。
まだ6月なのでこれから7月・8月とシュートは出るはずです。慌てず一本ずつ伸ばして太い主幹を(良い樹形になるように)作っていったほうが、秋・春と良花を沢山見られると思います。地植えであれば同時に伸ばすのは2本くらいでしょうか(樹勢の強さによりますが)。
ブログ担当宅では、チュウレンジハバチが沢山飛んでいて、バラゾウムシもちょこちょこいます。薬剤散布をしてしまえば簡単ですが、なるべく粘りたいという場合は捕殺が必要となります。
このチュウレンジハバチは刺したりしませんので、手で捕殺できます。
産卵された場合、茎に黒いスジがあります。そのままにしておくと幼虫が孵りますので、スジにそって爪をたてて卵を潰しておくと良いです。画像は爪をたてた後なのでスジが開いています。
これからの季節は少々の虫害には目を瞑って、黒星病(黒点病)とハダニの防除に気をつけると良いと思います。強い殺虫剤の連発はハダニの天敵を皆殺しにしてしまい(でもハダニは死なない)、ハダニの激発を招く危険性があるので、ほどほど・良い加減でいきましょう。