接ぎ木講習会に参加された皆さま、新苗の調子は順調でしょうか?
2月(2/19)に紹介した上の苗達も、今はこんな感じになりました。成長しましたね。
5枚葉が4つか5つ出たら、その上で一度ピンチして下さい。ブログ担当の場合はこのくらいの状態で4月になったら順次、8号か10号スリット鉢に鉢増ししていきます。見た目まだ早いように思えますが、気にせず鉢増しした方が結果は良いようです。
上記の写真は12月20日くらいに接ぎ木して、1月始めに屋外南側へ。1月・2月をほぼ無肥料で、3月から肥料効かせた株です。
こちらの株達は同品種・同一系統の穂木を同じ出所の台木に1月20日くらいに接ぎ木。2月の始めに昼はベランダ・夜は室内に取り込み(夜間温度12度くらい)、2月の中旬から南のベランダに出した株です。肥料は同じく3月から効かしています。
見た目はかなり違います。違いは接いでから肥料を効かすまでの期間と遮光の有無です(ベランダに出すと屋根で遮光されます)。
どう見ても見た目は後者の方が良いので、ブログ担当は接ぎ木を頼まれた場合、ベランダに出して遮光することにしていますが、中身は変わらないというかむしろ前者の方がタフなはずです。
接ぎ木講習会に参加された方は、色々試してどう育てたら一番自分に合うか試してみて下さい。講習会で伝えた内容はブログ担当が良いと思っている方法ですが、環境や育て方の癖でご自身に合う方法は別にあるはずです。
現状でもう二回ピンチを終えて、三段目がギューンと伸びているようなやり方をしている方もいます。予防の薬剤散布を数回されている方もいるでしょう。やり方は人それぞれ、どのやり方・どんな苗が一番秋の花が一番美しく・数多く咲くかご自身で試してみて下さい。