接ぎ木した苗が成長していく姿は可愛いものですね。ブログ担当のところの接ぎ木苗は今こんな感じです。
接いで2週間経って活着した後は外に出しているので、一番早い組でこんなもんです。まだ芽が伸び始めのも一杯います。温度の高いところに置いている方や、肥料を早めに与えている方はもっと成長していると思いますが、ある程度伸びたらピンチして下さい。逆にまだ伸びていないという方も全然気にしなくて大丈夫だと思います。3月になると急激に成長してきますし、苗の時期は草体を伸ばすより、根を重視した方が良いと思います。
肥料過多気味で葉っぱが茂ると、苗のうちから殺菌剤が必要となったり、草体の割に根がいまいちの徒長生育で伸びしろがない、その他強い日射しでチリチリになる、凍害発生・・・・ということをブログ担当は経験しました。
ブログ担当は、接ぎ木講習会の内容通り、植えつけ時に弁当肥えとして活力剤。しばらくしてリンカリ肥料を少しやったのみです(色々手をかけたい人向けで、基本的には不要)。来週末は2月末となりますので、肥料を少しあげようと思います(配布プリントを参照してください)。
どうしても友人の苗が成長していると、うちも負けじ!と成長させたくなりますが、あまり張り合わない方が無難だと思います。3月になって啓蟄を過ぎたころ(今年は3/5)から、草体も根も一気に成長してきますので、それに合わせて肥料を適量効かせてください。
3月が終わったころ、5号鉢の土が崩れない程度の根鉢を作ることが出来れば、秋に十分一人前の株になります。名人と言われる方達の中にはかなり早いペースで株を作って、秋に最高賞を獲得されたりする方もいますが、4月の段階で見上げるような株を作ってしまうと、ハウスがない場合4月の暴風でなぎ倒されます(経験済)。このくらいのペースでも秋の新人賞なら十分狙えるくらいは育ちますので、焦らず育ててあげて下さい。