今日はバレンタインでしたね。バレンタインを過ぎてから3月初旬までが、関西の本剪定の適期だと言われます。
寒冷地ですとあまり早く剪定してしまうと、芽が伸びた頃に寒さにあたって、花芽がつかない(ブラインド)ことが頻発するようですが、関西平野部の気候だとあまり関係ないようです。(ビッグチーフなど特別ブラインドしやすい品種というのもあるようですが)
とはいえ2015年と2016年は異常に暑く開花が早まりました。ばら展に出品しようと思うと、本剪定の時期も色々考えます。
我々のばら展「大阪ばら祭り 2017」は5月12日(金)~5月14日(日)(@花博記念公園 「咲くやこの花館」)です。ひと昔前まではこの日程だと「少し早い」といったところだったようです。しかしここ二年は暑すぎて、ベテランでさえも「もう花がない」といった状況でした。(主にハイブリッドティー種のことで、フロリバンダ・モダンシュラブはちょうど)
ベテランが出品するような花は、長く伸びた花枝に豪華な花が咲くのでやや遅く咲くものですが、それでも苦しかったとなるとブログ担当のような未熟者の花枝ですともっと早く咲く?だから剪定はかなり遅くしようか?でも今年は涼しい春だと困るし・・・などと迷うのもまた楽しいものです。
基本的に春の剪定は秋と違って、早くしようが遅くしようが、咲く日はそれほど変わらずお天道様次第なので、気楽に、可能ならばフロリバンダやモダンシュラブ(イングリッシュローズなど)から剪定なさって下さい。
岡本勘治郎氏作出の「高雄」という品種です。