関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を原則偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )また、常時会員の募集を行っています。Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp にお問い合わせください。

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

ふんわり手児奈 曇 23-18

 先日、日本ばら会の会報が届きました。
来年の配布苗はファーストレディAに似ているかな?被る?と思いつつ、作ってみたいな~と思っていた品種でした。ラッキーです。

ちなみに今年育てたミスティモーニング。今年はかなり手抜き栽培をしてしまったこともあるのですが、やや樹勢が弱いかな?とも思いました。
新苗を鉢で育てたのですが、全然大きくなっていません。地植えだと違うかもしれませんし、腕の問題も大きいのかもしれませんが、とりあえずそういう感想を持っています。二年目でまた化けるかもしれません。


 記事中、ブログ担当が尊敬する大ベテランの方が、「名人のバラ作り その3」というコーナーで、手児奈(てこな)をとりあげてらっしゃいました。
その中で平成27年秋に貫録会で一等だった「今まで見た数ある手児奈の中で、最も優れた花だと深い感銘を受けた」手児奈の写真がありました。

残念ながらブログ担当はこの手児奈を実際に見ることが出来ず、見た方から「あこ~(赤く)発色した手児奈やった。肥料工夫しているみたい」と聞いただけでしたので、実際に見てみたかったなと残念でした。


 実はブログ担当は本当に良い手児奈をコンテストで見たことがありません。一等や上位に入賞している手児奈は沢山見ているのですが、これは!というのはただの一度もありません。
一等なのに凄い花がないというのも変な話ですが、これも手児奈が優秀すぎる品種であるがために起こる現象のようで、似た感想を持つ人もいるようです。

 コンテスト壇上では見たことありませんが、一度作出者さんが貫録会に持ってきた手児奈。遠慮されたのでしょうか、出品せずにいたのをいただいたことがあります。
素晴らしい手児奈で、こういうのを作れと教えていただいたと勝手に解釈して、大阪に持って帰ってじっくりと鑑賞しました。作りやすい手児奈でもとびきりのを作るのは、なかなか難しいものです。

 

f:id:kansairose:20181011221154j:plain

これは2016年の西武ドームで、当会の会員さんが大賞を獲られたときの手児奈
通常の手児奈はもう少しキリっとした表情で咲きますが、稀にこういうふんわりとした花形で咲くものもあるようです。
花の大きさ、花形はブログ担当の好みですが、ふんわり手児奈は写真のように色が白っぽくなることが常のようで、これを嫌う人もいます。

ふんわり手児奈で、濃く発色した良い花を作ってみたいと思っているのですが、この秋は絶望ですので、来年に向ってまた励みたいと思います。

ジュビリー・パパメイアン 晴 28-19

 夏の話ですが、前会長が(おそらく春に)フランスに旅行に行かれた時、新聞に香りバラの特集があったとのことで、その新聞記事と日本語訳をいただきました。

f:id:kansairose:20181009225154j:plain

その中にジュビリー・パパメイアンの写真(左上)が載っていました。香りの超名花として今なお君臨し続けるパパメイアン。当会の香りバラの部門でも無敵を誇っています(当日いらっしゃったお客様数名に審査していただくのですが、いつでも勝ちます)。

とはいえ、とにかく花持ちが悪い。蕾くらいで切って、切り花にして咲かせると割と持つという話を聞かないでもないですが。樹勢は良いがうどんこ病に弱い。そしてついでにいうとトゲも多い、と欠点も目立ちます。

美しく咲いた時の花容・色と香りは素晴らしいので、長所はそのまま欠点だけ改良して欲しいという贅沢な希望をみんな持っていたと思うのですが、ひょっとするとこの新品種はその望みを叶えてくれるかもしれません。

なかなか難しいでしょうし、名前だけパパメイアンで大・大・大期待外れの可能性も高いですが、注目したいと思います。

 

さて、ブログ担当のバラはそんなに台風でヤバいのか?と色々ご連絡をいただくのですが、本当にヤバいです。うちのチビの宿題なみにヤバいです。どうしましょう。

f:id:kansairose:20181009230112j:plain

f:id:kansairose:20181009230117j:plain

 

台風の被害甚大 晴 31-25

 台風21号チェビーさんは本当にヤバかったです。ちょっと家が潰れるのではないかと、死の恐怖を感じました。

f:id:kansairose:20180905220734j:plain

うちは幸いベランダの屋根が吹っ飛ぶ程度で済みましたが、近隣では塀が崩れる、柵が倒れる、折れて飛んできた木(デカイ)が家に当たる、シャッターがはがれる、家の鍵が閉まらなくなった等大変でした。家の周りには飛んできた木やらゴミやら葉っぱやら色んなものが一杯。朝はそれらをとりあえず掃除するので精いっぱいでした。

 

バラは当然無茶苦茶で、ボロボロですが、それどころではありません。

今回の台風でかなり考えさせられました。

このクラスの台風が来ると8号鉢は本当にすっ飛んでいってしまいます(場所によりますが)。今後は鉢数を大幅に減らして、最低10号鉢に。スタンダードローズは廃棄(余裕で倒れる)しようかと思っています。

 

どうも去年の秋から、今までとは気候が違うと感じるようになりました。自然に対応した無理のないバラ栽培を心がけていきたいと思います。

台風はそれないのか 晴 31-23

 猛烈に強いと言われていた台風21号は少し勢力を落としたようで、非常に強い台風となったようです(935hPa)。とはいえ十分強いのでなんとかそれて欲しいのですが、予想進路を見ると関西を直撃しそうな感じで心配です。

 

 今年は暑すぎて、バラも人間もバテたと思いますが、病害虫もバテたようで、蚊が少ない、病気が出ない、虫も少ないと妙な夏でした(少し涼しくなった最近は蚊が凄い勢いで増えていますが)。

ブログ担当は7月半ばから一カ月、水やりだけで完全放置していましたが被害はほとんどありませんでした。

 

 台風が過ぎれば、剪定の時期ですね。なんとか良い芽を見つけて秋の花に期待しましょう。

大雨 28-24

 大雨ですね。大雨警報が出て、避難勧告やら電車の運転見合わせなどが出ているようです。しかも数日続くとか?

何も対策していなければ、ほぼ確実に黒星病が出ると思います。オリビア・ローズ・オースチンやグレーテルのような特別に耐病性がある品種は別かもしれませんが。

忙しくて対策出来なかった方は、なんとか雨の合間をみつけて治療薬を使用しては如何でしょうか?黒い斑点が視認出来るか出来ないかは関係ありません。

天候が厳しい 晴 34-23

とっても暑いですね。暑いうえに、大雨が降ったり、強烈な突風が吹いたり、おまけに地震が来たりしました。ブログ担当は毎日の水やりとシュートピンチで精いっぱいです。

 

 鶴見緑地公園に行ってきたついでにバラ園を見てきました。
ハダニが蔓延しており、薬害も多数と中々厳しい感じでした。
薬剤散布はそれなりの頻度で行っているようなので、ハダニにもう薬剤が効かなくなっているんでしょうね。逆にうどんこ病や黒星病はあまり出ていませんでした。


ということで、そんな状況でもハダニがあまりついていなく、薬害も少なく、葉を落としていない品種を探してみました。
古い品種に多かったのですが、今更古い品種をあげても仕方ないので、なるべく新しい品種・・・・

  • 桃香京成バラ園 ピンクの香りのバラ。ハイブリッドティーですが、房で咲かせたほうが良いですね。樹形も素直でこの暑さでも、比較的きれいに咲いていました。病気には最新品種ほど強くないようですが、ハダニや暑さには強いようです。
  • ローズシナクティフ(デルバール) これも香りのバラ。昔エモーションブルーという名前だったバラです。元気でした。耐病性もあるようです。

 

f:id:kansairose:20180630230340j:plain

毎年のことですが、増えすぎたバラを捨てています。増やさなければいいと思うのですが、バラ会に入っているとあちこちからバラを貰いますよね~。そしてこの時期に管理しきれなくなり捨てています。進歩のないことです。

 

明日は、子供の用事ついでにバラ友宅へ遊びにいき、ついでに春のバラ展で「この品種ちょうだい!」と言われたのをプレゼントします。1鉢減ってやれやれです。

 

 

f:id:kansairose:20180630230316j:plain

そして欲しい方、この品種貰ってくれませんか?かなり新しい品種でコルデス社のグレーテルです。

とーっても病気に強い品種で、暑さにも強いです。花がら切りを行わなくても花芽がすぐ動くので、放置気味栽培にとても向いています。意外にフルーツ系の香りもあります。葉っぱが落ちにくいというか落ちないです。

 

欠点は見ての通り横に広がることで、その欠点のみで我が家では不適格。リストラですが、手をかけられない人や初心者にはとても良い品種だと思います。

日当たり等の環境が良くなくて、手間もかけられないけど、地植えに出来るという人にピッタリ。縦に大きくはならない品種です。

 

先着順ではなく、ブログ担当が勝手に決めさせていただきますが、欲しい方連絡下さい。8月の講習会にでしたら多分持って行けますので、車で来られる方なら大丈夫。そうでない場合でも、なんとか持って行ったりできると思うので大丈夫です。

 

台風接近 雨 25-19

 梅雨入りしましたね。台風は直撃はしないようですが、明日にかけて影響は出るようです。この時期黒星病(黒点病)もそうですが、ハダニにはご注意下さい。

 

f:id:kansairose:20180610171935j:plain

1月に挿し木して、根は出ているけど、出来が悪いので廃棄したもの。

 

f:id:kansairose:20180610172035j:plain

ひょろっと細長い樹形が好みでないので、手を出さないでいたガブリエル。非常に人気なので、一回くらい育ててみようということで新苗を育てています。噂通りひ弱い感じはしますが、育てにくいということはないような?HTのように深く剪定すると良くないそうです。

 

f:id:kansairose:20180610173820j:plain

アジサイの季節ですね。

バイオゴールド 晴 28-16

 暑いですね。

f:id:kansairose:20180602144615j:plain

 

f:id:kansairose:20180318160150j:plain

ブログ担当は、今日鉢バラに肥料を与えました。賞品でバイオゴールドをいただいたので、使わせていただきました。とても使いやすい肥料です。鉢バラはちょくちょく紹介していた、今年の1月に芽接ぎした新苗です。二枚目の写真と比べると随分大きくなりましたね(訳の分からん液肥を、在庫処理のためガブガブ飲ましているので多肥気味です)。

 

f:id:kansairose:20180602145325j:plain

f:id:kansairose:20180602145535j:plain

こちらも新苗。新苗の場合、花数や株姿を重視する場合は、シュートが出たら出ただけ伸ばす。コンテストに出す品種の新苗の場合は多少シュートも芽かきして、太い枝を作るようにした方が良いと思われます。

 

f:id:kansairose:20180602150004j:plain

シュートは出れば嬉しいですが、もう少し経ってから出たシュートの方が良い枝になることが多いです。今年はどうなるか?楽しみですね。

虫の被害が少ない 晴 28-18

 「大阪ばら祭 2018」の報告書やらお礼の書類をやっと作成し終わりました。ボチボチ写真もアップしていこうと思います。

 

 我が家ではシュート量産期に入って、シュートが出てきております。しかし今年はわざと多肥にしていまして、うどんこに弱い品種はうどんこ病も出てきております。

うどんこが出てきているのに、(怪しげな)液肥をじゃぶじゃぶ与えていますが、これでいいんかな~と考えるものがあります(訳の分からん液肥を早く処分したいという本音も...)。あ、今日は地植えに硫安(窒素21%の化学肥料)を投げやりしました。大丈夫かな?

 

 多肥(特にチッソ)にすると、うどんこ病はテキメンに出ますし、黒星病も出やすくなります。害虫も増えるとのことなのでほどほどにしておいた方が良いとは思います。しかし今年は全然虫の被害がありません。スリップスもいないし、イモムシの類もほとんど見ません。コガネムシ成虫も少ない方。なんでなんですかね?

明日は国際バラとガーデニングショウの最終日 晴 29-16

 29℃ 暑いですね~。しかし熱いのが西武ドーム!!

メールをいただいたり、電話をいただいたりして、国際バラとガーデニングショウの様子を聞いたり、画像を拝見させていただいています。会員様達の大活躍っぷりにびっくりです。多少嫉妬も混じりつつ、活躍に喝采をおくっております。

 

ブログ担当もこの秋こそは!と出てきたシュートをピンチしたり、水やりしたり、そこそこ頑張っております。

明日は国バラの最終日。暑いので人もバラも大変だとは思いますが、その日最高のバラが並ぶことを祈っております。

 

それはそうと今年はスリップスえらく少なくないですか?外来種のミカンキイロアザミウマが、今年の冬の寒さのせいでかなり死んだのでは?と思っているのですが、皆さんのところではどうでしょう?ばら展で数人から「うちでもスリップスの被害が少ない」と聞いたので可能性はあると思うのですが・・・・・

コガネムシの被害も今年はマシなんですよね。そういう意味では暑さだけが恨めしい春でございました。