今夜から明日の昼にかけて春の嵐になるとのことですが、心配ですね。風が酷くならないことを祈るばかりです。
つるばらの大敵 バラゾウムシ(正式名称クロケシツブチョッキリ)。返り咲きするつるばらが増えてきたとはいえ、本当につるばらが良いのは春の一回だけ。それを台無しにする本当に嫌なやつです。
放置していると多数の蕾が駄目になるというのは、実際に放置されているバラを見ると良く分かります。バラ熱が高く、無農薬志向が強い方は毎日見回ってテデトール(手でとる)されておられると思いますが、そこまで出来ないのが普通でしょう。つるバラですと咲いているところも高いでしょうし。
ということで薬剤を使うことになるのですが、殺虫剤であれば大体なんでもある程度の効果はあるようです。特に効くのは何か?と言われるとスミチオン乳剤ということになるのかもしれません。
ブログ担当も有機リン系の薬剤はなるべく使いたくないのですが、仕方ないのでバラゾウムシだけのために春にスミチオンを一度使用しています。使ったことはないのですが、トレボンもバラゾウムシに良いということを聞いたことがあります(バラ・花きに適用がないので使用する場合は自己責任でお願いします)。
年に三回ほど、まとまって出没する周期があるようです。蚊取り線香をつけると忌避作用があるとか聞いたこともあります。一番花と秋の花の前だけしっかり対策して、その他の季節は多目にみるというのが現実的な作戦でしょうか?
今年まだ出ていないお庭の方も、強風にのって飛んでくることもあるので、週明け注意してください。
うちのコンテスト用バイブリッドテイーのファーストレディアキエ。本気作りです。しかし完全に蕾です。ばら展には咲き終わっているのでガッカリですが、GWに会員のO様が千里中央で開催されるばらのイベント(?)に協力すると聞いております。タイミングが合いそうですので、そこに持って行って盛花でも作れればと思っております。