関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

挿し木と接ぎ木 曇り 26-20

 過ごしやすい日になってきましたね。今は苗作りの適期でもあるようです。芽接ぎは一年中可能ですが、涼しくなり、台木の準備も出来てきたこの時期に行うことが多いようです。10月の半ばくらいまでに芽接ぎすると活着率も高いようです。

 ブログ担当は物は試しということで、6月にノイバラのシュートを挿し木して作った台木に、9月剪定した枝の芽を芽接ぎしてみました。どの程度の品質のものが出来るかは分かりませんが、少量苗を作るくらいならこの方法は無駄がないかもしれません。


 接ぎ木が出来ない方は、もっと簡単な挿し木もこの時期大丈夫なようですよ。

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写真は昨年2016年11/3に挿し木した「マダムサチ」の3/8の様子です。(11月と中途半端な時期に挿し木したのは、昨年のばら展の時に「これを挿し木して作りなさい」と花(についてる枝)をいただいたからです)

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そして今(2017年9月)、上の写真になりました。まだひ弱いですが、この秋からそれなりの花は見られるのではないでしょうか?


ハイブリッドティーは挿し木の成功率も落ちますし、生育も1年~3年程度接ぎ木苗と比べて遅れると言われますが、つるバラやシュラブローズですと成功率も良いし、生育もすぐ追いつきますよ。この時期でも良いですし、冬になってから、はたまた6月でも挿し木は可能です。

 

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 接ぎ木ですと成長は早く、昨年12月に接ぎ木した同じくマダムサチは、剪定前に何輪か花を咲かせました。

接ぎ木を覚えたい方は、今年も12月に接ぎ木講習会を行うようです(会員のみ)。会員でない方で興味のある方は是非10月1日の講習会や10月のばら展にお越し下さい。会員は随時募集しております。

 

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2016年の1月29日に芽接ぎして、3月末に植えつけた小さい苗(ガーデンパーティー)が・・・・

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2017年2月にはこうなっています。自身で接ぎ木して納得した苗を早期に植えつければ生育は相当早いです。また愛着もひとしおですよ。

10/1やさしいばらの育て方(10・11月の手入れ)の講習会を行います

 10月1日(日) 14:00~16:00 長居公園 長居植物園内、「花と緑と自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方(10月・11月の手入れ)」の講習会を行います。
一般の方も予約していただければ受講可能(教材費200円が必要)ですので、興味のある方は、下記urlより内容をご確認のうえ、予約をお願いいたします。

www.nagai-park.jp講習会のサンプルには前回紹介した新品種のフロリバンダ「グレーテル」の鉢ともう一鉢なにか(車に入るもの)を持参しようと思っています。会員の方は講習会前12時頃から、有志で食事をとりながらばら談義を行いますので、時間のある方はお集まりください。

 

 そろそろ鉢バラへの水やりも二日に一回で大丈夫になるころでしょうか?ステムが伸び始めてからはオオタバコガとスリップス(特にミカンキイロアザミウマ)対策を中心に防除なさってください。

ブログ担当庭では夏からスリップス被害がほとんどなく、オオタバコガが例年になく沢山います。たまたまでしょうか?

けいことグレーテル 夜から台風 28-20

 台風は夜間に近畿地方を通り過ぎるようです。新品種の紹介は評判がいいようなので。コルデス社の「グレーテル」です。

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2014年発表。日本では2016年京成バラ園芸より発表の新しい品種です。2014年RNRS(英国ばら会賞)金賞受賞。

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耐病性が高く、庭で育てやすい品種を講習会で紹介せねば!ということで、6月28日に急遽思い立って購入しました(上写真)。

新苗としてはかなり遅い植えつけです。到着後すぐ10号スリット鉢に鉢増し。良い土はもったいなかったので、昨年一年間使用した残土にマグアンプKだけ混ぜて植えつけ(手抜き)。一週間だけ日陰で養生。植えつけ時に活力剤(マイローズばらの活力剤 住友化学園芸)を使用しました。
その後は7月と8月に置き肥し、週に一回液肥。一番陽当たりの良い夏の灼熱地獄に置いておきました。

 

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2か月半経過して、大きくなりました(写真 剪定直前9/16)。耐暑性が高いというのは本当らしく、灼熱地獄にびくともせず、真夏に着実に成長していきました。しかも植えつけていきなり同時にシュートを5本出す強健っぷり。

フロリバンダなので全て伸ばしても良いのですが、枝を太くしたいので同時に伸ばすシュートは2本に制限し、シュートかき。その後順次シュートを出しています。コンパクト(枝が伸びず蕾をつける)な品種ですが、シュートピンチも行っています。

 

無農薬栽培でも大丈夫というのも本当みたいで、耐病性も相当あります。月一回の薬剤散布で庭花としては十分じゃないでしょうか。ハダニに好かれるということもなさそうです。

  • 樹形は見た通りで半横ばり。もう少し直立の方が嬉しいのですが。
  • 香りはノイバラの香りに近い微香。
  • 花持ちはまだ分かりません。

花色は白が基調で日光にあたると、白→ピンク→赤に変わります。蕾の段階では花弁外側がピンク~赤になり、一番の見頃では白にピンクのぼかしが入る花です。その後は赤系の花になります。

育てやすさという面ではかなり優秀な感じがするので、後は花の美しさがどうか?です。

鉢植えで房咲競技(5枝以内)に出すのはなかなか敷居が高いですが、最近グラスポットアレンジメントや葉物を使わない中サイズのアレンジメントの競技も新設されたので、そこに出品してご覧に入れようと思っております。耐寒性もあるとのことです。

 

 こちらは何度か紹介している、パティオローズさんの新品種の「けいこ」です。

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9月13日の朝の蕾がこちら。蕾の下部から頂点まで、5センチ。

 

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9月16日朝の様子がこちら。蕾の下部から頂点まで、6.3センチに伸びてました。この時期にしては大きいんじゃないかと思います。

 

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別の株の「けいこ」の剪定前鉢姿がこちら。8号ロングスリット鉢です。枝はシュート2本に制限しています。ステムの長さは今の時期でこのくらいです。涼しくなればもっと伸びると思われます。

台風前 晴 27-19

 台風どうなるんでしょうね。鉢は出来る限り風が強くあたらない所に固めて置いて、地植えは支柱を立ててステムをビニタイ等で固定しておいてください。
まだ剪定した後の芽が伸びていないでしょうから、秋への影響は少ない台風かと思います。

 

 芽といえば、剪定後に伸びてくる芽が、秋の花枝・葉となります。ばら展に出品する方や更に良い花をお望みの方は今後の管理に注意して下さい。

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 写真は上が今年5/17の国際バラとガーデニングショウ、下が5/13の関西ばら会の一本花競技(大輪一花)の様子です。
一本花競技だと特に花と枝と葉のバランス・葉姿も見られるはずです。
大きい花を咲かせたい→最後に一発肥料を効かした→花のすぐ下の葉だけ巨大化した。という失敗はよくあるのでお気を付け下さい。

秋の場合、春とは逆に徐々に涼しくなる気候です。地植えの場合なら夏の元肥/鉢植えの場合なら剪定前後の置き肥が、暖かい初期に大部分効いて、花の前には自然と抜けてくるはずなので、あまり余計なことはしない方が無難かと思います。薬害も起こさないよう、葉がかたまるまでは薄くして散布しましょう。


 今年の春は割合に涼しく、ばら展の時期が早かったせいか花期が合わず、みんな良い花が出品出来なかったようです。
秋は剪定時期をずらすことや、気温予測を当てることで、咲く時期のコントロールが出来るので、春の分も!と良い花が出品されるはずです。お時間があれば、ばら展にお越し下さい。

「大阪ばら展 2017」(10月27日(金)~10月29日(日) 長居公園 花と緑と自然の情報センター 出品締切12時30分 審査開始13時)

 その他各地のばら展

http://www.barakai.com/information/index.html

 

タイトルに大阪の天気と最高気温・最低気温を記載することにしました。

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剪定鋏

 ブログ担当は剪定ピークを迎えています。
当会の秋のばら展(10月27日~10月29日 長居公園 花と緑と自然の情報センター)と翌週の日本ばら会本部展の出品も考えてますので、遅い剪定なのかもしれません。


毎年「そんなに遅く剪定したら咲かないやろ~」と言われますが、むしろ毎年早く咲きすぎています。昨年は地植え株が、全てばら展前に咲き終わって困りました。

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パティオローズさんの新品種「けいこ」。スマートな蕾の長さは5センチ。この時期にしては大きい方でしょうか?ステムは手児奈やロージークリスタルほど伸びない気がしています。


 剪定といえば、剪定バサミです。こだわりある人、ない人いると思いますが、当会会長が以前の講習会でオススメしていた鋏を使ってみたら良かったので紹介いたします。大阪府堺市「ARS(アルス)」という会社の剪定バサミです。

http://www.ars-edge.co.jp/

ブログ担当は、Gクラシック ガーデニングGC-130というのを使っています。

Gクラシック ガーデニング鋏 GC-130 - Google 検索

よく切れるうえに、ハードクローム仕上げの効果でしょうか?ヤニが全然つきませんし、少々水がついて放置しておいても錆びません。汚れがついてもティッシュ等で拭えば綺麗になります。


砥ぐのが苦にならない方や、鋏を改造したりするのが好きな方は別なものが良いかもしれませんが、面倒な方にはアルスがおすすめです。
値段も定価だと3000円程度するようですが、ネットで探せば2000円程度で購入出来るのでお手頃ではないでしょうか?大きなホームセンターにも売っていると思います。

 

 ハサミといえばハサミの消毒ですが、やっておられますか?一株一株切るごとにハサミを消毒する・・・・あまり本では書いていませんし、インターネット上ではたまに見ますが、実際にやっている人は。。。
「そんな面倒くさいこと、やってられるかいな」


これが実際だと思います。でもやった方が・・・・根頭癌腫病は思っている以上に蔓延しています。ハサミやスコップ、接ぎ木用ナイフでしっかり感染するようです。

ハサミの消毒は逆性石けん(薬局で売っています)の3000倍が良いと、福井教授が書かれています。

http://www.nichibara.com/2012/2012_gansyu_fukui.pdf

 しかし逆性石けんは多少値段がしますので、ブログ担当は底広のコップに1/4程度(刃の部分だけ浸かる高さ)の水を入れ、家庭用漂白剤(商品名ハイター等、次亜塩素酸ナトリウム+界面活性剤)をほんの少し入れて、一株切ったらハサミを漬けて剪定しています。
ハサミが傷むのでやめた方がよいとも言いますが、アルスの錆びにくい特徴がモノを言って、実際使う分には問題を感じません。ハサミを複数持って交互に消毒しています。

 ハイターといえば切り花にも使えます。切り花延命剤を使えばもちろんよいですが、無い場合はハイターを一滴入れれば水が汚れない分、お花が長持ちします。一度試してみて下さい。

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夏の剪定

 剪定の季節ですね。

ブログ担当の鉢バラの剪定はこんな感じです。両者ともハイブリッドティーの新苗です。

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こちらはセントパトリックという黄色の大輪HT。20年ほど前のAARS(オール・アメリカン・ローズ・セレクション)受賞品種で、丈夫で花持ちが良く微香の品種だそうです。初めて育てる品種なので、なるべく花数を多くするよう細い枝も残して剪定してみました。

 

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これはコンテスト品種で有名な手児奈(てこな)。コンテスト花を咲かせたいので、枝数も花数もかなり制限します。地植えだとこんなことをする必要はないのですが、鉢植えだと制限しないと、地植えの雄大な花には敵わないようです。


 鉢周りの黒いものは、高温対策にラブシートと呼ばれる農業用のシートをまいたもので、洗濯バサミでとめています。


藁をまくとか、ムシロをまくとか、二重鉢にするとか、断熱材をまくとか、アルミホイルや梱包用のプチプチをまくとか色々方法はあるようですが、手間と見た目、入手容易性・コストのバランスを見てこの方法を採用しています。

大きい鉢には防草シート(超大型ホームセンターだと1メートル単位で切り売りしています。1メートル150円ほど)をまいて、同じように洗濯バサミでとめています。

 

今までこのような鉢の高温対策をしたことがなかったのですが、今年は鉢のファーストレディ・アキエの葉っぱがボロボロ落ちて、まいってしまいました(地植えはそんなことないのですが)。
原因は鉢の高温と決めつけて、あわててラブシートをまいてみましたが効果はあったようです。真夏の昼間の鉢内温度が2℃から4℃低くなり、葉が落ちずなんとか踏ん張った株もあります。

 

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とてもよく香っていたファーストレディ・アキエ。花型・花つき・花持ちに優れるだけでなく、香りがあるのも優れているところだと思います。

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ホソオビと剪定日

 最低気温が下がって、バラも元気が出てきたように思います。最近はハダニと病気が出なければいいやと放置気味だったので、害虫も出てきています。

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蕾がかじられたり・・・・

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 葉っぱが食害されたりしています。こういう場合はたいていホソオビアシブトクチバと呼ばれる蛾の幼虫の仕業です(落下傘などとも呼ばれます)。葉の上に黒い糞が落ちていたりしているので、すぐ分かります。

午前8時頃までなら食害された枝を上から丁寧に見ていけば、途中灰色のイモムシが見つかります(写真の右下にいるのが分かりますでしょうか?アップ写真は自粛)。
素手で触っても刺されません。
昼間になると株元まで降りて隠れているので、クラウン付近をよ~く探せばみつかりますが、大変苦労します(稀に鉢の持つ場所に隠れていて、不本意な接触をすることも)。
夜間になると枝の頂上まで出かけて、モリモリ新枝を食べてらっしゃるので、午後9時頃懐中電灯片手に駆除に励む方もいらっしゃいます。


このホソオビは割合にしぶとく、大きくなると薬剤も効きにくくなります。ブログ担当も無農薬栽培をしていた時期がありましたが、いわゆる無農薬資材だとこのホソオビには歯が立たず、一晩でつるバラのシュートが数本なくなっていたことがよくありました(大きくなるとそのくらい食べます)。
減農薬栽培をされている方でも、剪定が終わった直後、芽が出ていない時に薬剤を散布して一度リセットしておくと後が楽です。オルトランDX粒剤を地面に撒いても多少の効果はあるようです。

 ブログ担当としては、毎日庭にやってくる、アシナガバチやなんとかスズメバチさんなどに期待しているのですが、彼らは丁寧に一枝一枝見て回っているように見えて、上の空で仕事をしているのでしょうか?ホソオビもオオタバコガもチュウレンジハバチも元気に生きているのが現状です。


 さて夏の剪定ですが、もう始められていますでしょうか?割合に暑くなると予想してまだ一本も剪定しておりませんが、今後の気温変動はどうなるのでしょう?
近畿だと9月の一週目は涼しかったようですが、二週目からは高くなる確率50%、平年並みの確率が30%と予報されています(9/7発表)。

http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/106_00.html

 

ただ週間予想気温を見ると、大して暑くならないような?予定より一日早く剪定しようか迷っているところです。

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写真は去年9/12に剪定した、地植えのファーストレディアキエの9/28の状態。早く咲きすぎてしまうということで頂芽を芽かきして、遅れて出てきた二番手の芽に託しました。しかしそれでも地植え組は10/19に咲いてしまい、10/29のばら展と全くタイミングが合いませんでした。2016年の10月前半は最高気温が28℃・最低気温が20℃と暑い日が続いたからなのですが・・・・・今年はさすがにそうはならないだろうと思いつつも、一日早く切るかどうかを迷っているところです。

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