昼前から雨が降り始めました。
春のばら展「大阪ばら祭2024」まで、残り2ヶ月を切りました。
コンテスト日程はすでに出来上がっています。
会員様各位には、改めて4月初旬に咲くやこの花館の入場券と併せて発送する予定です。
しばらくお待ちください。
ただ、スポンサー企業様への賞品依頼の書類を作成する時間がなくて少々焦っていました。
しかしこの雨を幸いとばかりに昼過ぎから作成作業に取り掛かり、先ほど仕上げました。
午前中の早い時間帯には陽が射すタイミングもありました。
昨日は「ベーサルシュートか?」と期待したものの、結局は台芽だったという残念な例を御覧いただきました。
今日は正真正銘の「ベーサルシュート風」の芽を御覧下さい。
黄色の円内に近づくと、
クラウン(株元)の中心から10㎝程離れた場所から、地下を通って「ベーサルシュート風」の枝が出てきました。
しかし、3月3日の記事でも書きましたが、春先に発生するこんな「ベーサルシュート風」の芽は、「こけおどし」「見掛け倒し」に終わることが普通で、立派なベーサルシュートになることは期待できません。
せいぜい鉛筆程度の太さの弱いシュートにしかならず、1年限りで根元から切り落とすことが普通です。
ただ、この「ベーサルシュート風」の枝が「呼び水」になって、この枝の生え際から本物のシュートが5月以降に発生することもありますので、今すぐに切り落とすことはせず、しばらくは経過を観察します。
また、同様に「ベーサルシュート風」の芽が出た地植えの「レディー サワ」ですが、
黄色の円内に近づいて見ると、
……!!! あれ?!
今朝、撮影した時には全く気がつかなかったのですが、この写真を見て、大変なモノを発見してしまいましたっ!!!
お分かりですか?
上の画像を拡大します。
アブラムシが3匹、写り込んでいます!
左にグリーンの大と小、右は黒いヤツです。
写真でヤツらを発見して、慌ててピンセットを持って退治に出たのですが、8時間以上も同じ場所に居るはずはなく、しかも未展開の葉の中に雨がたっぷりと溜まっていて、ヤツらの姿を確認できませんでした。
雨が上がって葉が乾いてから、スプレー式の殺虫剤を散布することにします。
それにしても、早くも害虫発生!!!
昨年は3月の最終週から定期薬剤散布を開始しました。
定期薬剤散布を始めました - 関西ばら会 (hateblo.jp)
今年は3月中に2回の定期薬剤散布が必要なのでしょうか?……ならば次の週末には今年初の散布ということになりますが。。。
一方、10年以上経過した超古枝で無理やり剪定をした「武州」の芽は、
これは2月の春花剪定に先立ち、昨年の12月下旬、ツルばらの誘引をしたタイミングで剪ってありました。
これに対し、2月10日~12日の春花剪定の時に、やはり10年程度経過した古枝を無理やり剪定した「手児奈」は、
剪定から約40日が経過して、ようやく芽が動き始めました。
「二毎芽(にまいめ)剪定」「三芽(みめ)麗しく剪定」をしている鉢植えの「手児奈」には、毎年必ず2~3本のベーサルシュートが発生します。
しかし、教科書通りの剪定を実施している地植えの「手児奈」には、(我が家では)なかなかベーサルシュートが出ません。
この古枝も1mを超す高さになっていましたので、この2月に思い切って低い位置をノコギリでガリガリやった次第です。
年々樹高が高くなってお困りの節は「ダメ元」覚悟でバッサリと低く剪る……という選択肢も「有り」の実例です。
ただし実行なさる際には、是非とも「自己責任」でお願いいたします。
雨が上がれば階段に置いてある鉢植えに灌水する予定でしたが、現在午後4時過ぎ……まだ雨が降り続いています。
今日は彼岸の入り、この時期に鉢植えには7~10日に1度の灌水が必要です。
まあ、今週は水曜日が祝日ですので、そのタイミングの水遣りでもエエか……と思いながら雨空を見上げています。