関西ばら会

長居公園にて「やさしいばらの育て方」の講習会を偶数月・第1日曜日・14時~16時に開催しております(要予約 教材費200円必要 お申込み 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788 )Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

関西ばら会です! 長居公園内「花とみどりと自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方」の講習会を行っております。(要予約 教材費200円のみ必要 原則偶数月 第1日曜日 14:00~16:00 お申込み・お問い合わせ 花と緑と自然の情報センター 06-6694-8788) Mail: kansaibarakai@yahoo.co.jp

夏の肥料は薄く、薄く

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暑いですね~。鉢植えの多い方は毎日の水やりだけでも一苦労ですね。

そのうえハダニと黒星病の防除、施肥、夏の作業、・・・と嫌になる季節です。

 

 ブログ担当はまだコガネムシ幼虫対策を全くいたしておりません。そろそろしなければいけないので、来週こそはやりたいと思っております。他は概ね順調で、昨年はこの時期、多肥に傾きすぎて葉っぱの色が濃すぎたのですが、今年は反省を生かして良い塩梅です。

その反対に、今年は本会会長が多肥状態との情報を得ております。しかし手を緩めず、8月一杯は肥料を効かして、9月から抜くそうです。そんなに上手くいくのかは???ですが、秋に向けて気合い十分のよう。多肥になったのは怪しげなドロドロとした液肥を秘密兵器として導入したせいだとか?!

 

普通の方はこの暑いさなか、肥料を意図的に強く効かすことは避けて下さい。猛暑で根が弱ってきている中、濃い肥料が襲いかかれば一発で不調となります。

猛暑の中、水をきらしたわけでもないのに、まるで動かなくなり、葉が黄変してボロボロ落葉していく・・・・やる気を著しく削がれる状況となるので、余計な肥料はやらず、やるなら薄く薄く・・・鉢の中の温度は高くならないよう、多少愛情を加えてやれば、秋の剪定が楽しい!!となると思います。

 

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ミニバラの須恵姫。

 

前記事の、新品種「けいこ」のトゲに関する記述を訂正しました。

新品種「けいこ」

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 一部の人は凄く気になる、パティオローズさんの新品種「けいこ」です。
新苗かつ猛暑での花なので、本気の花にはほど遠いですが、咲かせてみたのでレポートします。

 

  • ピンクの花です。花弁の表が濃いピンク、裏弁が白に近い薄いピンクの複色バラ。
  • 手児奈より一段濃く、蛍光がかったピンクです。
  • 花首は強い。
  • 花弁はこの花で30枚。
  • 今まで二花咲かせましたが、二花とも芯はまとまっていました。
  • ステムの長さはコンテスト品種として普通くらい?
  • 大根ステムにはなりにくい感触です。
  • トゲの量は標準程度ですが、鋭いです。
  • 香りは微香程度

 

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切って二日後です。
高温期の室内で二日経っていますが、芯はとまって褐色もそれほど感じられません。

 

 花の大きさ・芯の高さ・コンテスト会場でどう映るかは、秋の名人様方の花を見て・・・ということになるでしょうか。

 

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今年二回目のハダニが来ました

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 昨日、ブログ担当庭にハダニを確認しました。6/4以来、今年二回目のハダニ来襲です。
6/4は初期の初期で発見したので、即座の水責めであっというまに収まりましたが、今回は少し遅れました。
今回も水責めで抑えようと思っていますが、上手くいくでしょうか?ミニバラは鉢ごとバケツに沈めれば簡単に治りますが、他に移動していないかが気になります。

 

 ハウス栽培の方や、株数が相当に多い方、超密植されている方は別ですが、「一般の方がハダニ対策でダニ剤を連発するのはちょっとなあ・・・」と個人的には思っております。コストも高くなります。


ということで、良いウェブサイトを見つけたのでご紹介します。とても分かりやすく丁寧に書かれているサイトです。
数が少なくても、ベランダで栽培されている方は非常にハダニが発生しやすいので(高温・乾燥のため)、重々お気を付けください。

 

ハダニの駆除方法|肉眼で見えず、殺虫剤も効かない敵を退治する実践的な手順

 

ハダニ|バラの害虫|葉の表面のかすり状紋様に要注意!それが寄生の印

 

ハダニへの殺ダニ剤の無計画使用は厳禁|科学的に征する殺ダニ剤と物理的に征する天然由来の農薬

 

講習会のお知らせ

 8月6日(日) 14:00~16:00 長居公園 長居植物園内、「花と緑と自然の情報センター」にて「やさしいばらの育て方(8月・9月の手入れ)」の講習会を行います。
一般の方も予約していただければ受講可能(教材費200円が必要)ですので、興味のある方は、下記urlより内容をご確認のうえ、予約をお願いいたします。

www.nagai-park.jp
 会員の方は講習会前12時頃から、有志で食事をとりながらばら談義を行いますので、時間のある方はお集まりください。

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二番花と続オオタバコガ

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 暑いですね。ブログ担当庭では二番花が咲いています。二番花は意外にきれいに咲かせることが難しいと思います。

  • 気合いがない
  • 暑い
  • 雨が多い
  • 病害虫の多発期
  • バラの水やり回数の大幅増で時間がない
  • お礼肥えの関係上、多肥になっている

その他諸々で、花質は育てている者にとって満足出来ないものですが、切り花にして家に飾る・ご近所さまに配ると喜ばれるので切ってみて下さい。(写真は下のピンクがジュビリーセレブレーション。左のオレンジがリバプール・リメンバーズ。白に中心ピンクがファーストレディ・アキエ。一番右がロージークリスタルです)


我が家で二番花が良いのは「ロージークリスタル」です。強健・ステムが長いので切り花に最適・ローズピンク~赤の色合いなのでコガネムシ成虫・スリップスの被害がない・この暑さでも花焼けしない・弁端に黒ずみもでない、ということでバンバン切りまくってます。

白色~薄いピンクの色合いの花はこの時期なかなか難しいですね。雨で花弁にシミが入る、コガネムシ・スリップス・・・・・

 

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上の写真はイングリッシュローズのジュビリーセレブレーションですが、この品種は暑い時に直射日光を受けると花が焼けます。秋の花数は割と多い品種なので、3番花は咲かせず夏越しに集中した方がよいと思います。

 

 

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 話は変わって、先日紹介したオオタバコガですが、被害を受けると咲いた花がこんなになります。
二番花なので良いですが、ばら展用にと期待した花がこんなになると大変失望します。

 

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今回は15本くらいの花枝がやられました。被害甚大です。秋にこんなことにならないよう、お気を付けください。

  • アファーム乳剤
  • フェニックス顆粒水和剤
  • マッチ乳剤
  • プレオ・フロアブル

これらのどれかを秋の蕾がつく手前くらいから使用すると、被害はほぼ出ないようです。(上の二つの写真には、オオタバコガの幼虫が写っているので探してみて下さい。アップ画像は自主規制しました。)

オオタバコガ?

 あちこちでシュート三段目の小さな蕾が、蜜のような汁を出して食害されていました。
バラゾウムシかな?と思い探してみるも見つかりません。ホソオビアシブトクチバの食害跡とは違うように思うけど?と思い探してみると、食害跡のすぐそばに一匹の生まれたばかりの小さなイモムシが・・・これってオオタバコガの幼虫では?

オタバコガといえば秋というイメージなんですが、7月の早くから出てくるのか?と思って調べてみると、第一世代が7月から現れるようです(奈良県の資料より)。

http://www.pref.nara.jp/secure/42654/7-3_tobacco_budworm.pdf

 

 オオタバコガは難防除害虫として知られ、秋はオオタバコガ用の対策をしていないと酷い目にあいますが、幸運にも発生しない地域もまだあるようです。
他のヨトウガとは違い、ご丁寧に一個ずつ卵を産み、一晩に200個以上産卵するとか?スミチオン・オルトランなど昔ながらの薬剤は全く効果がない厄介者です。

第48話 オオタバコガの生態と防除法(病害虫・雑草防除ガイド【害虫と病気の話】) | シンジェンタジャパン

 

 去年の秋、初めてオオタバコガの被害が出て大変な目にあった、というベテランの方もいますので、特に秋は気を付けてください。ヨトウムシの類の見分け方はこちら(大阪府の資料より)。

http://www.jppn.ne.jp/osaka/color/yoto/yoto_l.pdf

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ゴマダラカミキリ

 バラの一番の大敵とされるのが、ゴマダラカミキリです。この時期飛来するので、見つけたら情け容赦なく捕殺してください。早朝は動きが鈍いので造作なく捕殺できます。

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 オスは触覚が体長の1.5倍ほどあり、メスはせいぜい体長程度なので、雌雄の区別は簡単・・・ということですが、コイツがオスかメスか?ブログ担当には区別つきません。重要なのはご夫婦で訪問いただくことが多いので、なんとしても二匹とも処分するということのようです(とはいえ片割れがどこにも見つかりません)。

 捕殺が難しいという方はキンチョールでもアースジェットでもなんでも結構効くということなので、危なそうな場所(太い幹があり草花・雑草等で隠れやすい)はシューっとしておくと良いとのことです。不幸にも愛の結晶が生まれた場合は、講習内容通り早急に対応なさって下さい。

 

 後は、病気対策でしょうか。うどんこは今が全盛で盛夏になれば下火になるので、なんとか拡大しないよう粘って下さい。黒点病はならないor軽症状であることが一番です。少しくらいなら葉っぱをさっさととってしまって拡大を防いでください。

 

 しかしこの時期うどんこ病を見るということは今までなかったことです。気候のせいか余計なことをしていたのか。講習会の時、「黒点病対策をしていれば、うどんこ病になりません」と豪語していた会長も、その翌週に手児奈にうどんこ病が発生したそう。全て枝を切ってなかったことにしたようですが、会長宅も長年うどんこ病は出てなかったはず。やはり気候でしょうか。

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